決河(けっか)の勢(いきお)い
河川の水があふれ堤防を切るような猛烈な勢い。勢いのはなはだ強いことのたとえ。
けっ‐すい【決水】
堤防や水門などを破壊して水を流し出すこと。堤防や水門などが決壊して水が氾濫(はんらん)すること。また、その水。
けっ・する【決する】
[動サ変][文]けっ・す[サ変] 1 はっきりときまる。また、きめる。「勝敗が—・する」「雌雄を—・する」「意を—・する」 2 堤防が切れて水が流れ出る。また、堤防を破って水を流し出す。「此手紙...
げいよ‐じしん【芸予地震】
瀬戸内海の安芸灘(あきなだ)を震源地とする地震。 1 明治38年(1905)6月2日に発生したマグニチュード7¼の地震。瀬戸内海を挟んだ広島県南部と愛媛県北部で被害が大きく、建造物倒壊のほか鉄道...
げん‐さい【減災】
震災などによる被害、特に死傷者をできるだけ少なくするよう事前に十全な対策を立てておこうとする考え方。また、その取り組み。堤防・防潮堤など構築物の強化だけでは防ぎきれないとして、地域住民と行政の協...
こうきかく‐ていぼう【高規格堤防】
「スーパー堤防」の正式名称。
こうきかくていぼう‐せいびじぎょう【高規格堤防整備事業】
「スーパー堤防事業」の正式名称。
こうすい‐こうじ【高水工事】
河川の改修で、主に氾濫(はんらん)防止のために、最高水位を計算して行う工事。堤防工事や放水路の整備など。→低水工事
こう‐ずい【洪水】
1 大雨や雪解け水などによって、河川の水量が著しく増加すること。また、その水が堤防から氾濫(はんらん)し、流出すること。《季 秋》 2 物があふれるほどたくさんあること。「情報の—」「車の—」
こうはい‐しっち【後背湿地】
自然堤防の背後にある低湿地。洪水時にあふれた水が、自然堤防に妨げられて流路に戻れないために、沼や湿地となる。