よう‐がい【要害】
1 地形がけわしく守りに有利なこと。また、その場所。「—の地」「—堅固な城」 2 戦略上、重要な場所に築いたとりで。要塞(ようさい)。「天然の—」 3 防御すること。用心すること。「お侍様方の二...
よう‐しょ【用所/用処】
《「ようじょ」とも》 1 用いる場所。使いみち。 2 なすべき事柄。用事。「—あって都へ上る」〈虎明狂・二人大名〉 3 (「要処」とも書く)便所。「せせなぎの傍に立ち寄り、小便の—をたし」〈甲陽...
よう‐しょ【要所/要処】
1 重要な地点・場所。「—に配置する」「戦略上の—」 2 大切な箇所。「—を押さえた報告書」
よう‐ち【揚地】
船荷を陸揚げする場所。
よう‐ちん【永沈】
1 浄土双六(すごろく)で、そこに入ると無間(むけん)地獄におちたことになり、失格になる場所。 2 地獄のこと。「今の社会は其精神(こころ)既に—奈落の底に落ちて」〈魯庵・くれの廿八日〉
よう‐らん【揺籃】
1 ゆりかご。 2 幼児期。また、物事が発展する初めの時期や場所。
よく‐じょう【浴場】
1 入浴するための場所。ふろば。「旅館の大—」 2 料金を取って入浴させる所。銭湯。「公衆—」
よせ‐ば【寄(せ)場】
1 人が寄り集まる場所。また、寄せ集めておく場所。→寄り場 2 「人足寄場」の略。 3 「寄席(よせ)」に同じ。
よそ【余所/他所/外】
1 ほかの所。別の場所。また、関係のない離れた所。他所(たしょ)。「—から来た人」「—を向く」「どこか—の店にいこう」 2 自分の家以外の所。また、自分の所属している団体以外の所。「—の会社の人...
よ‐ち【余地】
1 余っている土地。あいている場所。「満員で立錐(りっすい)の—がない」 2 物事をさらに行いうるゆとり。余裕。「再考の—を残しておく」「同情の—はない」