ふじ‐むすめ【藤娘】
大津絵の画題の一。塗り笠をかぶり、藤の花模様の着物を着て藤の枝を肩にした娘を描くもの。 歌舞伎舞踊。長唄。勝井源八作詞、4世杵屋六三郎作曲。五変化舞踊「歌へすがへす余波大津絵(かえすがえすお...
ふた‐ふた
[副] 1 扇を動かしたり鳥が羽ばたいたりしたときに立てる音や、そのさまを表す語。ばたばた。「扇—とつかひ」〈枕・六三〉 2 血などが続けてしたたり落ちるさま。ぼたぼた。「よりましが懐より黒血を...
フット‐ライン【foot-line】
座席に座った乗客が足を投げ出さないよう、視覚的に注意を与えるために、床面の色を塗り分けた線。混雑する都市圏のロングシート車両に採用されている。
フレンチ‐ネイル【French nails】
ネイルカラーの一。自然なつめの色に似せて、全体を透明または淡紅色、つめの先を白色に塗り分けるもの。また、全体と先を別の色で塗り分けるものについてもいう。
ふろ【風呂】
《「室(むろ)」から変化した語。「風炉(ふろ)」からともいう》 1 入浴のための設備。また、その場所。湯による温浴のほか、蒸気浴・熱気浴がある。古くは、蒸気を室内に籠もらせた「蒸し風呂」が普通で...
糞土(ふんど)の牆(しょう)は杇(ぬ)るべからず
《「論語」公冶長から》ぼろぼろに腐った土塀は上塗りができない。なまけ者は教育しても甲斐がないというたとえ。
ブッシュ‐ド‐ノエル【(フランス)bûche de Noël】
《「クリスマスの薪」の意。「ビュッシュドノエル」とも》フランスのクリスマスケーキ。ロールケーキにチョコレートクリームなどを塗り、薪の形に見立てたもの。
ブラック‐キャブ【black cab】
主に英国のロンドンを走る、車体が黒塗りのタクシーの呼称。
へんき‐かん【偏奇館】
麻布にあった永井荷風の住居。木造2階建ての洋館で、大正9年(1920)より居住していたが、昭和20年(1945)東京大空襲により焼失。 [補説]ペンキ塗り洋館であることをもじって、荷風自らが命名。
べた
[名・形動] 1 すきまなく物が並んでいること。一面に広がっていること。また、そのさま。「—に塗りたくる」「今週は—に予定が詰まっている」 2 印刷用の絵や漫画などで、単色(主に黒色)で塗りつぶ...