お‐てしょ【御手塩】
「手塩皿(てしおざら)」の女性語。
かい‐えん【海塩】
海水から製した食塩。
かた‐しお【堅塩/固塩】
精製してない固形の塩。きたし。「寒くしあれば—を取りつづしろひ」〈万・八九二〉
かみ‐じお【紙塩】
魚や貝の身を和紙に挟み、塩をのせ、水を振りかけて軽く塩味をつけること。
から‐しお【辛塩/鹹塩】
塩。また、塩水、海水。「(シタダミヲ)早川に洗ひすすぎ—にこごともみ」〈万・三八八〇〉
カリ‐えん【カリ塩】
塩化カリウム・硫酸カリウム・炭酸カリウムなど、カリウム塩類の総称。肥料にする。
カリ‐がんえん【カリ岩塩】
塩化カリウムの鉱物名。ふつう岩塩とともに産出する。シルビン。
カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】
《(ドイツ)Karlsbader Salz》チェコ西部カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)の鉱泉を蒸発させてとった結晶。人工的には硫酸ナトリウムに重曹・食塩・硫酸カリウムを加えて製した白色の...
がん‐えん【岩塩】
塩化ナトリウムからなる鉱物。少量の不純物を含む。立方体の結晶または粒状・塊状で産出し、等軸晶系で、無色または白色。食塩の製造原料として重要。山塩(やまじお)。石塩(いしじお)。
がんすい‐えん【含水塩】
結晶水をもつ塩。塩の水和物。