せん‐じん【戦塵】
戦場に立つちり、ほこり。転じて、戦争の騒ぎ。「—にまみれる」「—を逃れる」
ぜつ‐じん【絶塵】
1 俗世間から離れること。絶俗。 2 《「荘子」田子方の故事から》ちりもたたないほど、速く走ること。転じて、徳行・人格がずばぬけてすぐれていること。
そだい‐ごみ【粗大塵】
1 家庭から廃品として出される大型ごみ。大型電気器具・家具など、普通ごみと別扱いに収集するもの。 2 定年退職後や休日などに、自宅で所在なくすごしている夫をからかっていう言葉。昭和56年(198...
そののちり【園塵】
猪苗代兼載の句集。全4巻。長享2年(1488)頃から永正7年(1510)頃の成立とされる。
ぞく‐じん【俗塵】
浮世のちり。俗世間の煩わしい事柄。「—を避ける」
たん‐じん【炭塵】
炭坑内などに浮遊する石炭の微細な粉。
だつ‐じん【脱塵】
世の中のわずらわしさからのがれること。俗塵を避けること。脱俗。
ちり【塵】
1 細かいくずなどが飛び散ったもの。ほこり。また、小さなごみ。「—一つない部屋」 2 俗世間のわずらわしさ。世俗のよごれ。「浮世の—を払う」 3 ほんの少しであること。多く、あとに打消しの語を伴...
つゆ‐ちり【露塵】
1 きわめてわずかなことや、また、価値のないもののたとえ。「いよいよ不平は懐(いだ)けど—ほども外には出(いだ)さず」〈露伴・五重塔〉 2 (あとに打消しの語を伴って副詞的に用いて)少しも。全然...
と‐じん【都塵】
都会のちり。また、都会のごみごみとしたそうぞうしさ。「—を避ける」