ゆう‐きょ【幽居】
[名](スル)世を避けてひきこもって静かに暮らすこと。また、その住まい。閑居。「徒(いたず)らに—して堆書塵埃の裡に身を屈し」〈織田訳・花柳春話〉
ゆみ‐や【弓矢/弓箭】
1 弓と矢。弓または矢。転じて、武器。兵器。 2 弓や矢など武器に関する方面。武道。「ただ今ここを渡さずは長き—の疵(きず)なるべし」〈平家・四〉 3 戦争。いくさ。「大堀を掘ってそこから東は漢...
ゆゆし・い【由由しい/忌忌しい】
[形][文]ゆゆ・し[シク]《「ゆ」は神聖の意の「斎(ゆ)」と同語源》 1 程度がはなはだしい。また、重大である。容易ならない。「—・い事態」 2 神聖で恐れ多い。慎むべきである。「言はまくも—...
ゆらら
[副] 1 玉や鈴などが触れ合って鳴る音を表す語。ゆら。「手に巻ける玉も—に」〈万・三二四三〉 2 ゆったりしているさま。「神ならば—さららと降り給へいかなる神か物恥ぢはする」〈梁塵秘抄・二〉
よう‐が・り【様がり】
[動ラ変]《「ようがあり」の音変化》いっぷう変わっている。趣がある。「この滝は—・る滝の興がる滝の水」〈梁塵秘抄・二〉
よう‐べ【昨夜】
《「よいべ(宵辺)」あるいは「よべ」の音変化という》夕方。また、昨夜(さくや)。ゆうべ。「宵の程、—も—も夜離(よが)れしき」〈梁塵秘抄・二〉
ようゆう‐ひばい【溶融飛灰】
廃棄物をガス化溶融炉や灰溶融炉で溶融処理する際に発生する煤塵。亜鉛・鉛・銅・カドミウムなどの非鉄金属が高濃度で含まれている。従来は焼却飛灰と同様に埋め立て処分されていたが、近年、溶融飛灰を再処理...
よ‐じん【余塵】
1 人馬や車などが通ったあとに立つ土ぼこり。後塵(こうじん)。 2 先人の遺風。余風。
ラディー【LADEE】
《Lunar Atmosphere and Dust Environment Explorer》米国の月探査機。2013年に打ち上げられ、月面から約50キロメートルの高度の周回軌道に投入。月にわ...
離朱(りしゅ)が明(めい)も睫上(しょうじょう)の塵(ちり)を視(み)る能(あた)わず
いくら目のよい人でも、自分のまつげの上の塵を見ることはできない。賢明な人にも考えの及ばないことがあるということ。また、他人の欠点などはよく見えても、自分のことはなかなかわからないものだということ...