うんぱん‐でんりゅう【運搬電流】
帯電した粒子の運動によって生じる電流。電解質溶液中のイオン、帯電したコロイドや塵埃(じんあい)粒子が電気伝導を担う。電子が担う伝導電流に対していう。携帯電流。対流電流。
エア‐フィルター【air filter】
繊維の層などを濾過(ろか)材とする集塵(しゅうじん)装置。
えいきょくしょう【郢曲抄】
平安後期の音楽書。1巻。著者未詳。治承年間(1177〜1181)の成立というが未詳。神楽・催馬楽(さいばら)の秘伝や、今様・足柄・片下ろし・田歌などの歌い方・由来を記したもの。梁塵秘抄口伝集巻第...
エル‐クロス【LCROSS】
《Lunar Crater Observation and Sensing Satellite》米国の月探査機。2009年にルナリコネサンスオービターとともに打ち上げられ、月の極軌道を周回。月の...
えん‐じん【煙塵/烟塵】
1 煙とちり。 2 煙突から出る煙に含まれる微粒子。 3 戦乱。戦塵。
おい‐の‐なみ【老いの波】
老齢になること。「年寄る」の「寄る」の縁で「波」を出し、また顔に寄るしわから波を連想した言い方。「—磯額(いそびたひ)にぞ寄りにける、哀れ恋しき若の浦かな」〈梁塵秘抄・四九〇〉
おうしざ‐ティーがたせい【牡牛座T型星】
原始星から恒星に進化する途中にある太陽程度の小質量の天体。牡牛座のT星という変光星にちなむ。重力エネルギーの解放によって輝き、水素の熱核融合は起こっていない。内部温度が上昇して水素燃焼が始まると...
おき‐なます【沖膾】
沖でとった魚を船中ですぐになますに作ったもの。また、それをまねた料理。《季 夏》「はらわたの塵を洗はん—/子規」
おまし‐どころ【御座所】
貴人の居室。ござしょ。おまし。「—の塵(ちり)払ひそそくりて」〈落窪・一〉
おもい‐わ・ぶ【思ひ侘ぶ】
[動バ上二]思い悲しむ。思い煩う。「塵泥(ちりひぢ)の数にもあらぬ我故に—・ぶらむ妹(いも)が悲しさ」〈万・三七二七〉