かん‐じつ【閑日】
暇な日。ゆったりと過ごす日。「世塵を脱して—を送るは」〈織田訳・花柳春話〉
ガス‐とっしゅつ【ガス突出】
炭坑で、坑道掘進中などに突然、大量のメタンガスなどが炭塵(たんじん)を伴って噴出する現象。窒息するなど大災害をもたらす。
きく【麹】
[音]キク(漢) [訓]こうじ 1 こうじ。「麹塵(きくじん)」 2 酒。「麹君・麹車」
きく‐じん【麹塵】
1 色の名。灰色がかった黄緑色。染め色では紫根(しこん)と刈安(かりやす)で染める。織り色では縦糸を青、横糸を黄で織る。天皇の袍(ほう)の色で禁色(きんじき)とされた。きじん。きちん。 2 「麹...
きくじん‐の‐ほう【麹塵の袍】
天皇が賭弓(のりゆみ)、臨時祭、5月の競(くら)べ馬などの略儀に着用する袍。麹塵色で、文様は黄櫨染(こうろぜん)と同様に桐・竹・鳳凰(ほうおう)を表す。近世では尾長色唐草も使われた。青色の袍。
き‐と
[副] 1 動作が瞬間的に行われるさま。急に。とっさに。「御輿を寄せ給ふに、このかぐや姫—影になりぬ」〈竹取〉 2 特に意図せずにある動作をするさま。思わず。ふと。「—寝入りたりけるに」〈梁塵秘...
昨日(きのう)の花(はな)は今日(きょう)の夢(ゆめ)
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。昨日の花は今日の塵(ちり)。
きみ‐しぐれ【黄身時雨】
白あんに卵黄と砂糖を加え、微塵粉(みじんこ)または糝粉(しんこ)をまぜて蒸した生菓子。
きょうまく‐プラーク【胸膜プラーク】
肺の胸膜が不規則に肥厚化した状態のこと。アスベストの粉塵を吸い込んだことなどが原因で起こる。胸膜肥厚斑。
きょ‐えい【虚栄】
1 実質の伴わないうわべだけの栄誉。「塵世の—を薄んじ、来生の真福を望み」〈中村訳・西国立志編〉 2 外見を飾って、自分を実質以上に見せようとすること。みえ。「—を張る」