き‐と
[副] 1 動作が瞬間的に行われるさま。急に。とっさに。「御輿を寄せ給ふに、このかぐや姫—影になりぬ」〈竹取〉 2 特に意図せずにある動作をするさま。思わず。ふと。「—寝入りたりけるに」〈梁塵秘...
昨日(きのう)の花(はな)は今日(きょう)の夢(ゆめ)
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。昨日の花は今日の塵(ちり)。
きみ‐しぐれ【黄身時雨】
白あんに卵黄と砂糖を加え、微塵粉(みじんこ)または糝粉(しんこ)をまぜて蒸した生菓子。
きょうまく‐プラーク【胸膜プラーク】
肺の胸膜が不規則に肥厚化した状態のこと。アスベストの粉塵を吸い込んだことなどが原因で起こる。胸膜肥厚斑。
きょ‐えい【虚栄】
1 実質の伴わないうわべだけの栄誉。「塵世の—を薄んじ、来生の真福を望み」〈中村訳・西国立志編〉 2 外見を飾って、自分を実質以上に見せようとすること。みえ。「—を張る」
きんぞく‐ねつ【金属熱】
鉱物性の粉塵(金属ヒューム)を吸入することで生じる、発熱などの症状。溶接作業や合金製造に伴う職業病の一つとして知られ、亜鉛や銅のヒュームによるものが多い。金属ヒューム熱。
きんぞく‐ヒューム【金属ヒューム】
金属の加熱や昇華によって生じる鉱物性の粉塵(ヒューム)。溶接によるものは溶接ヒュームとよばれ、金属熱や塵肺などの職業病の原因となる。
ぎょうけつ‐かく【凝結核】
大気中に含まれる水蒸気が凝縮して水滴を生じるときの核となる微粒子。塵埃(じんあい)・塩類の微粒子や炭粉など。核。
ぎょう‐よく【楽欲】
《「楽」は願う意》仏語。願い求めること。欲望。「六塵の—多しといへども、皆厭離(えんり)しつべし」〈徒然・九〉
く・う【蹴う】
[動ワ下二]「蹴(け)る」の古形。「—・ゑ散(はらら)かす」〈神代紀・上〉 [補説]「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活...