さかしたもんがい‐の‐へん【坂下門外の変】
公武合体論を推進し、和宮降嫁を実現させた老中安藤信正が、文久2年(1862)水戸浪士を中心とする尊王攘夷(そんのうじょうい)派の志士に坂下門外で襲われた事件。
さくらだもんがい‐の‐へん【桜田門外の変】
安政7年(1860)3月3日、勅許なく安政の仮条約に調印し、安政の大獄などで弾圧を行った大老井伊直弼(いいなおすけ)が、水戸・薩摩(さつま)の浪士らに桜田門外で暗殺された事件。 吉村昭の歴史...
さ‐へん【サ変】
「サ行変格活用」の略。
しちしち‐じへん【七七事変】
盧溝橋(ろこうきょう)事件の中国での呼び名。
しな‐じへん【支那事変】
日中戦争に対する当時の日本側の呼称。
シャンハイ‐じへん【上海事変】
昭和7年(1932)1月、満州事変から世界の目をそらすため、日本の軍部が上海で起こした日中両軍の衝突事件。中国軍の頑強な抵抗にあい、5月に停戦協定締結。
しょうちゅう‐の‐へん【正中の変】
正中元年(1324)後醍醐天皇が側近の日野資朝(ひのすけとも)らと鎌倉幕府討伐を企てた政変。計画が事前に漏れて失敗し、資朝は佐渡に配流ののち殺されたが、天皇は無関係であると釈明して事なきを得た。
しょう‐へん【小変】
1 わずかな変化。 2 ちょっとした事件。小さな事変。
しょ‐へん【所変】
神仏や鬼・霊などがこの世に姿をかえて現れること。また、その姿。化現(けげん)。「鬼神の—なども見顕されけるとかや」〈十訓抄・六〉
しん‐ぺん【神変】
《古くは「じんぺん」》人知でははかり知ることのできない、不可思議な変異。