いど‐かんそくじょ【緯度観測所】
緯度変化の観測や研究のための機関。世界で北緯39度8分の線上に6か所置かれ、日本では明治32年(1899)岩手県奥州市に設置された。
いど‐こ【何処】
[代]《「いずこ」の音変化》「どこ」の古形。「ここや—と問ひければ」〈土佐〉
いど‐へんか【緯度変化】
地球の自転軸が少しずつ移動するために、地球上の緯度が周期的に変化する現象。
い‐な【異な】
[連体]《形容動詞「い(異)なり」の連体形「いなる」から》普通と変わった。変な。妙な。「—ことを伺いますが」「縁は—もの味なもの」
いな【稲】
「いね」の変化した語。複合語として用いられる。「—穂」「—田」《季 秋》
い‐なお・る【居直る】
[動ラ五(四)] 1 座り直して姿勢を正す。居ずまいを正す。「—・って礼を言う」 2 急に態度を変える。不利の立場にある者が、急に脅すような強い態度に出る。「わびるどころか、—・って相手を非難する」
いな・む【否む/辞む】
[動マ五(四)]《「いなぶ」の音変化》 1 断る。嫌がる。辞退する。「申し出をむげに—・むわけにもいかない」 2 否定する。「—・むことのできない事実」 [補説]古くは上二段活用かと思われるが、...
いなり【稲荷】
《「いななり(稲生)」の音変化という》 1 五穀をつかさどる食物の神、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)のこと。また、倉稲魂神を祭った、稲荷神社。 2 《倉稲魂神の異称である御食津神(みけつかみ)と...
イニシエーター【initiator】
1 デオキシリボ核酸(DNA)複製の、複製開始たんぱく質。 2 発癌(はつがん)起始因子。正常細胞を潜在癌細胞にする物質。DNAに短時間に不可逆的変化を起こさせる。
い・ぬ【往ぬ/去ぬ】
[動ナ変] 1 行ってしまう。去る。「旅に—・にし君しも継ぎて夢に見ゆ我(あ)が片恋の繁ければかも」〈万・三九二九〉 2 時が過ぎ去る。時が移ってその時刻になる。「暮れの—・ぬるにやと覚えて」...