たんば‐たろう【丹波太郎】
京阪地方で、陰暦6月ごろ丹波方面に立つ夕立ち雲。
つぶ‐だ・つ【粒立つ】
[動タ五(四)]《古くは「つぶたつ」》粒状になる。また、表面にたくさんの粒ができる。「夕立で水面が—・つ」「—・つまで煮る」
とおり‐す・ぎる【通り過ぎる】
[動ガ上一][文]とほりす・ぐ[ガ上二]ある所を通って向こうへ行く。通りこす。「足早に—・ぎる」「夕立が—・ぎる」
なつ‐ぐも【夏雲】
夏空に現れる雲。入道雲・夕立雲・雷雲など変化が多い。《季 夏》
ぬれ‐ねずみ【濡れ鼠】
水に濡れた鼠のように、衣服を着たまま全身がずぶ濡れになること。「夕立で—になる」
の‐も‐せ【野面】
《野も狭いほどにの意を表す「野も狭(せ)に」の「野も狭」を一語とみなしたところから》野原一面。また、野のおもて。のづら。「よられつる—の草のかげろひて涼しくくもる夕立の空」〈新古今・夏〉
びしょ‐ぬれ【びしょ濡れ】
びしょびしょにぬれること。ずぶぬれ。「夕立にあって—になる」
みなと‐え【港江】
港になっている入り江。「夕立のまだ過ぎやらぬ—の葦の葉そよぐ風の涼しさ」〈続古今・雑上〉
みめぐり‐じんじゃ【三囲神社】
東京都墨田区にある神社。創建年未詳。祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。江戸時代の俳人宝井其角(たからいきかく)が、「夕立や田を見めぐりの神ならば」の句を奉納したところ、たちまち雨が降ってひ...
や・む【止む/已む/罷む】
[動マ五(四)] 1 風・雨・雪など、自然現象の動きがなくなる。「夕立が—・む」「風が—・む」 2 続いていたことがとまる。物事にきまりがつく。終わる。「騒動が—・む」「銃声が—・む」「死して...