がい‐めん【外面】
1 物の外側の面。⇔内面。 2 外から見えるようす。見かけ。うわべ。「—を飾る」⇔内面。
がいめん‐てき【外面的】
[形動] 1 物事の表に現れたようすにかかわるさま。「—な動きしかわからない」⇔内面的。 2 物の見方・考え方などがうわべだけにとどまっているさま。表面的。「—なとらえ方」⇔内面的。
がいめん‐びょうしゃ【外面描写】
人物の外面的行動や状態の描写を通して、その性格・心理までを示そうとする方法。近代のリアリズム小説に多くみられる。
げ‐めん【外面】
1 外側。表面。がいめん。 2 表面にあらわれた顔つき。うわべ。外見。
外面(げめん)似菩薩(じぼさつ)内心(ないしん)如夜叉(にょやしゃ)
顔は菩薩のように優しいが、心は夜叉のように険悪で恐ろしいの意。女性が仏道の修行の妨げになることをいった言葉。外面如菩薩(にょぼさつ)内面如夜叉。
そと‐づら【外面】
1 物の外側の面。がいめん。⇔内面(うちづら)。 2 他人との応対などに見せる顔つきや態度。「—のいい人」⇔内面(うちづら)。
そとも【背面/外面】
《「背(そ)つ面(おも)」の音変化》 1 後ろの方。また、そとがわ。そと。「暇を告て、堂の—に出行きたり」〈竜渓・経国美談〉 2 山の日の当たる方から見て後ろになる側。北側。⇔影面(かげとも)。...