いぬ‐なずな【犬薺】
アブラナ科の越年草。草地や畑地に生え、高さ10〜20センチ。根ぎわの葉はややへら状で厚い。春、黄色い小花が多数集まって咲く。実は平たい長楕円形のさやとなる。
いぬ‐の‐ひげ【犬の鬚】
ホシクサ科の一年草。田や水辺に生え、高さ10〜20センチ。葉は線形で、葉脈は網目状。秋、多数の花茎を出し、中央に雄花、周りに雌花が集まった半球形の花をつけ、先のとがった苞(ほう)を多数もつ。
いぬ‐びえ【犬稗】
イネ科の一年草。道端や水田に生え、高さ0.6〜1メートル。葉は線形。夏、穂を出して、緑色の花を多数つける。さるびえ。のびえ。
イノンド
《(スペイン)eneldoから》セリ科の多年草。葉は羽状に切れ込む。夏、黄色い小花を多数つける。果実は楕円形で平たく、翼があり、ピクルスなどの香辛料や薬用にする。南ヨーロッパやイランの原産で、江...
イビサ‐とう【イビサ島】
《Ibiza》スペイン東部、西地中海のバレアレス諸島にある島。紀元前10世紀にフェニキア人が海上貿易の拠点にして以来、カルタゴ、ローマ帝国、東ローマ帝国などの支配をうけてきたため、各時代の文化遺...
イビロン‐しゅうどういん【イビロン修道院】
《Moni Iviron/Μονή Ιβήρων》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。10世紀にジョージアの修道士イベリアのヨアネ、トルニコスらにより創設。以...
い‐ぶんし【異分子】
一団の中で周囲の多数のものと性質・種類などが異なっているもの。「党内の—を排除する」
いぼ‐いもり【疣井守】
イモリ科の両生類。全長13〜19センチ。背中に隆条が走り、肋骨(ろっこつ)は側方に突き出して鋸歯(きょし)状をなし、背面に多数のいぼ状の隆起がある。森林にすみ、ほとんど水に入らない。奄美・沖縄諸...
いぼた‐が【水蝋蛾】
イボタガ科のガ。翅(はね)は開張8〜12センチ、黒褐色で多数の波状紋がある。早春現れる。幼虫は、いぼたのむし。
いまくまの‐じんじゃ【新熊野神社】
今熊野町にある神社。祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。応保元年(1161)後白河法皇の創建。古文書を多数所蔵。古称、今熊野権現。