たりょう‐ようそ【多量養素】
植物の生育にとって特に多量に必要とされる元素。窒素・硫黄・リン・カリウム・マグネシウム・カルシウムなど。肥料として与えられる。多量元素。
た‐りょく【多力】
［名・形動］力や権力の強いこと。また、そのさま。「肥えふとりて—なる国王に、父はいかでか敵し得べき」〈鴎外・うたかたの記〉
たれつけんしゅつき‐シーティー【多列検出器CT】
⇒マルチスライスCT
た‐ろう【多浪】
［名］(スル)何年も入学試験などに不合格となり、入学できないでいること。何回も浪人していること。「—生」
たろう‐せい【多浪生】
多浪している人。
たわれぐさ【多波礼草】
江戸後期の随筆。3巻。雨森(あめのもり)芳洲著。寛政元年（1789）刊。和漢古今の故事などを、雅俗折衷体で記したもの。
とう‐の‐みね【多武峰】
奈良県桜井市南部にある山。山頂は御破裂山といい標高619メートル。藤原鎌足が中大兄(なかのおおえ)皇子と蘇我氏討伐をはかった所とされる。山腹に鎌足を祭る談山(だんざん)神社がある。
とうのみねしょうしょうものがたり【多武峰少将物語】
平安中期の物語。1巻。作者未詳。応和（961〜964）初年ごろ成立か。藤原師輔(ふじわらのもろすけ)の八男高光が出家して多武峰に草庵を結ぶまでの経緯を、和歌を交えて描いたもの。高光日記。
まね・し【多し】
［形ク］数が多い。たび重なるさま。「矢形尾の鷹を手にすゑ三島野に狩らぬ日—・く月そ経にける」〈万・四〇一二〉
