しゅう‐や【終夜】
一晩中。よどおし。よもすがら。「—高熱が続く」「—運転」「—営業」
しゅく‐や【夙夜】
1 朝早くから夜遅くまで。明け暮れ。一日中。「—心を尽し」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 朝から晩まで、同じように過ごすこと。「覇陵の風に—して、別れを夢裡の花に慕ふ」〈太平記・二一〉 3 朝早く出...
しゅん‐や【春夜】
春の夜。春宵。《季 春》「—の街見んと玻璃(はり)拭く蝶の形に/白虹」
しょうじ‐じょうや【生死長夜】
仏語。生死を繰り返す迷いの尽きないことを、長い夜の夢にたとえていう語。生死の闇(やみ)。
しょ‐や【初夜】
1 新婚夫婦として迎える最初の夜。 2 六時の一。戌(いぬ)の刻。現在の午後8時ごろ。宵の口。また、その時刻に行う勤行(ごんぎょう)。そや。 3 夕刻から夜半までをいう語。古くは、前日の夜半から...
しん‐や【晨夜】
朝と夜。また、朝はやくから夜おそくまで。夙夜(しゅくや)。
しん‐や【深夜】
真夜中。よふけ。深更。「—放送」「—労働」
じ‐や【時夜】
鶏が鳴いて、夜間の時刻を告げること。
じゅうご‐や【十五夜】
1 陰暦15日の夜。三五(さんご)の夕べ。満月の夜。 2 陰暦8月15日の夜。中秋の名月の夜で、酒宴を催し、詩歌を詠む習わしがあり、また、月見団子・芋・豆・栗などを盛り、ススキや秋の草花を飾って...
じゅうさん‐や【十三夜】
1 陰暦13日の夜。 2 陰暦9月13日の夜。8月15日夜の十五夜に次いで月が美しいとされ、「後(のち)の月」という。十五夜の月を芋(いも)名月というのに対し、豆名月・栗名月ともいう。《季 秋》...