ほうごう‐ざいせい【抱合財政】
日中戦争直前の昭和12年(1937)2〜6月、陸軍大将林銑十郎内閣のもとで財界出身の結城豊太郎蔵相が推し進めた財政政策。物価を抑制しながら軍備を増強させるため、軍部と財閥の利害を調整し、立ち遅れ...
ほん‐えい【本営】
総大将・総指揮官がいる陣営。本陣。「大—」
ほん‐じん【本陣】
1 陣営で、総大将がいる場所。本営。 2 江戸時代、街道の宿駅で、大名・公家・幕府役人などが宿泊した公的な旅宿。
まき‐ばしら【真木柱/槙柱】
[名]檜(ひのき)や杉で作った柱。「—作る杣人(そまびと)いささめに仮廬(かりほ)のためと作りけめやも」〈万・一三五五〉 (真木柱)源氏物語第31巻の巻名。鬚黒(ひげくろ)大将が玉鬘を愛人と...
みかさ‐やま【三笠山/御蓋山】
奈良市の市街地の東にある春日(かすが)大社後方の山。若草山の南にあり、春日山の西峰をなす。標高282メートル。若草山をさしていうことも多い。みかさのやま。[歌枕] 《天皇の御(み)かさとして...
み‐だいばんどころ【御台盤所】
大臣・大将・将軍などの妻を敬っていう語。御台所。御台。「花山院の左大臣殿の—にならせ給ひて」〈平家・一〉
みょう‐もん【名聞】
[名・形動] 1 名声が世間に広まること。世間での評判・名声。ほまれ。「—を求める」 2 名声を求めて世間体をつくろうこと。また、そのさま。「この大将は…、—になどぞおはせし」〈大鏡・師尹〉
むね‐と【宗と】
[名](多く「宗徒」と当てて書く)集団の中のおもだった者。「—の若き内侍十余人」〈平家・二〉 [副]《主たるものとしての意から》 1 おもに。主として。「家の作りやうは夏を—すべし」〈徒然・...
めい‐しょう【名将】
すぐれた武将。名高い大将。また、野球やサッカーなどのすぐれた監督。
め‐ぎみ【女君/妻君】
貴人または他人の妻や娘を敬っていう語。おんなぎみ。「宇治の大将の浮舟の—のやうにこそあらめ」〈更級〉