ゆき‐め【雪目/雪眼】
晴天の雪原などにいて、雪に反射した紫外線で目が炎症を起こし、痛くなったり見えにくくなったりすること。雪眼炎。雪盲(せつもう)。《季 冬》「こころもとなき—して上京す/青畝」
ゆつ・る【移る】
[動ラ四]経過する。うつる。「天の原富士の柴山木(こ)の暗(くれ)の時—・りなば逢はずかもあらむ」〈万・三三五五〉
よい‐しゅ【好い衆】
身分のよい人々。また、財産のある人々。「脇差羽織あっぱれ—の銀(かね)遣ひ」〈浄・天の網島〉
よさ‐の‐うみ【与謝の海】
京都府北部の宮津湾奥にある阿蘇海(あそかい)のこと。[歌枕]「思ふ事なくてぞ見まし—の天の橋立都なりせば」〈千載・羇旅〉
よしえ‐やし【縦ゑやし】
[副]《副詞「よしゑ」+間投助詞「や」「し」から》 1 たとえ。かりに。「馬買はば妹徒歩(かち)ならむ—石は踏むとも我(わ)は二人行かむ」〈万・三三一七〉 2 ええままよ。どうなろうとも。「天の...
よつ‐あし【四つ足/四つ脚】
1 足が4本あること。また、そのもの。「—の台」 2 けもの。しそく。 3 「四足門」の略。 4 人をののしっていう語。畜生。「太兵衛めに請け出さるる腐り女の—めに」〈浄・天の網島〉
よね【娼】
1 遊女。女郎。「—が情の底深き」〈浄・天の網島〉 2 情人。「平家においては誰人の—さまぞ」〈浄・主馬判官盛久〉
よ‐わた・る【夜渡る】
[動ラ四]夜の間に通る。夜間に渡っていく。「天の原雲なき夕(よひ)にぬばたまの—・る月の入らまく惜しも」〈万・一七一二〉
らく‐てん【楽天】
自分の境遇を天の与えたものとして受け入れ、くよくよしないで人生を楽観すること。
らしんばん‐ざ【羅針盤座】
南天の小星座。アルゴ座を4分割したうちの一で、艫(とも)座の隣にある。3月下旬の午後8時ごろ南中するが、明るい星はない。学名(ラテン)Pyxis