かめのうえ‐の‐やま【亀の上の山】
《「列子」湯問に、天帝の命により15匹の大亀が首で支えているとあるところから》蓬莱(ほうらい)山の異称。亀山(かめやま)。
ぎょく‐だい【玉台】
天帝の住まいにある美しい楼台。たまのうてな。
愚公(ぐこう)山(やま)を移(うつ)す
どんなに困難なことでも努力を続ければ、やがては成就するというたとえ。 [補説]愚公という老人が、交通の便をよくするために一族で自宅の前にある山を崩しはじめた。これを見た人が、その愚かさを笑ったの...
こうしん‐まち【庚申待】
庚申(かのえさる)の日、仏家では青面金剛(しょうめんこんごう)または帝釈天(たいしゃくてん)、神道では猿田彦神を祭り、徹夜する行事。この夜眠ると、そのすきに三尸(さんし)が体内から抜け出て、天帝...
こう‐てん【皇天】
1 天をつかさどる神。上帝。天帝。「宛(さ)ながら—殊に吾一人を択んで」〈蘆花・不如帰〉 2 天皇。皇室。「猶(なほ)—を戴く者少なく候ふ間」〈太平記・三七〉
さん‐し【三尸】
道教で、人の体内にすんでいるという3匹の虫。庚申(こうしん)にあたる夜、人の眠っているすきに体内から抜け出て、その人の罪悪を天帝に告げ知らせるという。三尸虫。→庚申待
し‐きょく【紫極】
《天帝の居る所の意の「紫微垣(しびえん)」から》天子の居所。禁中。紫禁。
し‐きん【紫禁】
《天帝の居る所の意の「紫微垣(しびえん)」から》天子の居所。禁中。紫極。
し‐しん【紫宸】
《「紫」は天帝の座である紫微星、「宸」は天子の居所の意》天子の御殿。禁中。
し‐てい【紫庭】
《「紫」は天帝の座の紫微垣(しびえん)の意》内裏(だいり)。皇居。宮中。