やっこ‐そう【奴草】
ヤッコソウ科の寄生植物。シイの木の根に寄生し、高さ約7センチで全体に白い。太い肉質の根茎に鱗片(りんぺん)状の葉が十字形に対生し、形が奴凧(やっこだこ)を思わせる。晩秋、白い花が1個咲く。宮崎市...
ヤナル‐ダグ【Yanar Dağ】
アゼルバイジャンの首都バクーの北西約25キロメートル、ビナガディン地区にある山。名称はアゼルバイジャン語で「炎の山」を意味する。地下から絶えず噴出する天然ガスが燃え続けていることで知られる。ヤナ...
やべ‐がわ【矢部川】
福岡県南部を流れる矢部川水系の本流。福岡・大分・熊本の3県にまたがる三国山に源を発して筑後(ちくご)平野南部を西流し、有明海に注ぐ。長さ61キロ。上流山地は日向神(ひゅうがみ)峡の景勝地、中・下...
やまたか‐じんだいざくら【山高神代桜】
山梨県北杜(ほくと)市武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの古木。根回り13.5メートルで、樹齢は約2000年といわれる。大正11年(1922)、国の天然記念物に指定された。山高の神代桜。神代桜。
ヤラー【Yala】
タイ南部、マレー半島の都市。ヤラー県の県都。イスラム教徒のマレー人が多く居住。天然ゴム、スズを産する。ヨーロッパ風の建築様式で建てられた中央モスク、同国南部の仏教聖地の一つである洞窟寺院ワットク...
やんばる‐くいな【山原水鶏】
クイナ科の鳥。全長約30センチ。顔は黒く、上面は緑褐色、下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚が赤い。飛翔力はほとんどない。沖縄本島北部の山林にすむ特産種。昭和56年(1981)新種として記載。...
やんばる‐てながこがね【山原手長金亀子】
コガネムシ科の昆虫。日本産コガネムシ類では最大で、体長6センチくらい。雄の前脚が非常に長い。前胸部は銅緑色、前翅(まえばね)は黒色で黄褐色紋がある。沖縄本島北部の山地の樹林にすみ、特産種。昭和5...
ゆうき‐こうぶんし【有機高分子】
炭素を含む高分子の総称。たんぱく質・核酸・多糖類などの天然高分子(生体高分子)、ナイロン・ビニロン・合成ゴムなどの合成高分子に分類される。⇔無機高分子。
ゆうき‐さん【有機酸】
酸の性質を示す有機化合物。カルボン酸・スルホン酸・フェノール類など。天然にあるのは酢酸・酪酸・蓚酸(しゅうさん)・酒石酸・安息香酸など。⇔無機酸。
ゆうどう‐たんぱくしつ【誘導蛋白質】
1 器官や組織の分化を誘導する働きに関与するたんぱく質。この役割をもつRNAたんぱく質のたんぱく質部分とする説が有力。 2 天然のたんぱく質が熱・酵素などによって変質した変性たんぱく質のこと。ゼ...