りゅうさんか‐ゆ【硫酸化油】
ひまし油などの脂肪油を濃硫酸と反応させ、水酸化ナトリウムやアンモニアなどのアルカリ性水溶液で中和したもの。19世紀半ば、オスマン帝国時代の赤色の天然染料、トルコ赤の染色の助剤として利用されたため...
りゅうさん‐カルシウム【硫酸カルシウム】
カルシウムの硫酸塩。無色の結晶。天然には二水和物が石膏(せっこう)、無水和物が硬石膏として産出。化学式CaSO4
りゅうさん‐ストロンチウム【硫酸ストロンチウム】
ストロンチウムの硫酸塩。透明で無色または淡青色の結晶。斜方晶系。水にきわめて溶けにくい。天然には天青石として産出。花火・ガラス・陶磁器などに用いられる。化学式SrSO4
りゅうさん‐なまり【硫酸鉛】
鉛の硫酸塩。酸化数ⅡとⅣの化合物がある。硫酸鉛Ⅱは天然に硫酸鉛鉱として産出。水に難溶。鉛蓄電池が放電しきると、極板に結晶が析出する。化学式PbSO4 硫酸塩Ⅳは黄色い粉末状の結晶。鉛電極で硫酸を...
りゅうさん‐バリウム【硫酸バリウム】
バリウムの硫酸塩。白色の結晶。水にきわめて溶けにくい。天然には重晶石として産出。白色顔料やX線造影剤などに利用。化学式BaSO4
りょう‐こう【良港】
よい港。船を接岸したり停泊させたりするのにぐあいのよい港。「天然の—」
りん【燐】
窒素族元素の一。黄燐(白燐)・紫燐(しりん)・黒燐・赤燐などの同素体がある。黄燐は蝋(ろう)状の固体で毒性が強く、空気中に置くと自然発火し、燐光を発する。天然には単体として存在せず、燐酸塩などと...
りんさん‐カルシウム【燐酸カルシウム】
燐酸のカルシウム塩。白色の無定形の物質。天然には燐灰石として産出し、土壌中に分布して植物の肥料となり、動物では骨・歯の主成分をなす。化学式Ca3(PO4)2 広くは水素塩も含み、過燐酸石灰の成分...
るり‐かけす【瑠璃懸巣】
カラス科の鳥。全長38センチくらい。頭・翼・尾が瑠璃色のほかは栗色。奄美(あまみ)大島と徳之島にのみ分布し、天然記念物。
ルーガンビル【Luganville】
バヌアツのエスピリトゥサント島南東岸の都市。首都ポートビラに次いで同国第2の規模をもつ。対岸のアオレ島との間の水道に面し、天然の良港として知られ、コプラなどの積出港、および貨物船の中継地となって...