おの‐づま【己妻/己夫】
自分の配偶者。妻、または夫。「他夫(ひとづま)の馬より行くに—し徒歩(かち)より行けば」〈万・三三一四〉
お‐ひと【夫】
「夫(おっと)」に同じ。
おもい‐づま【思ひ妻/思ひ夫】
深く愛する妻、または夫。「奥山の岩本菅(いはもとすげ)の根深くも思ほゆるかも我(あ)が—は」〈万・二七六一〉
おんな‐ぎだゆう【女義太夫】
寄席演芸の一つで、若い女性が義太夫節の触りを弾き語りするもの。また、その芸人。江戸末期から大正時代にかけて流行した。→娘義太夫 →どうする連
おんな‐だゆう【女太夫】
1 江戸時代、菅笠をかぶり、三味線・胡弓(こきゅう)の弾き語りをして歩いた女の門付け芸人。正月には鳥追いとなった。 2 浄瑠璃・水芸・奇術などの演芸をする女芸人。 歌舞伎の変化舞踊「七小町...
かくし‐づま【隠し夫】
「隠し男」に同じ。
かくれ‐づま【隠れ夫】
人に知られないようにもつ夫。みそかお。「をとめごがあはせ衣の—薄き契りに恨みわびつつ」〈夫木・三五〉
か‐こ【水夫/水手】
《「か」は梶(かじ)、「こ」は人の意》舟をこぐ人。また、船乗り。船頭。「月読(つくよみ)の光を清み夕なぎに—の声呼び浦廻(うらみ)漕ぐかも」〈万・三六二二〉
かしわ‐で【膳/膳夫】
《古代、カシワの葉を食器に用いたところから。「で」はする人の意》 1 古代、宮中で食膳の調理をつかさどった人々。「水戸神(みなとのかみ)の孫(ひこ)、櫛八玉神(くしやたまのかみ)、—となりて」〈...
かじもと‐たかお【梶本隆夫】
[1935〜2006]プロ野球選手・監督。山梨の生まれ。昭和29年(1954)阪急(オリックスの前身)に入団、米田哲也とともに中心的投手として活躍。昭和32年(1957)には対南海(福岡ソフトバ...