どうぐや‐ぶし【道具屋節】
古浄瑠璃の一。寛文〜貞享(1661〜1688)ごろ、道具屋吉左衛門が大坂を中心に語ったもの。播磨節の影響が強く、その旋律は義太夫節にも取り入れられている。
同穴(どうけつ)の契(ちぎ)り
夫婦の間の、死んでも一緒にいようという、固い約束。偕老(かいろう)の契り。
どう‐ご【同居】
仏語。居を同じくすること。凡夫も聖者も共に住むこと。また、その国土。浄・穢(え)の二土があり、西方極楽は同居の浄土、娑婆(しゃば)世界は同居の穢土とされる。
どうじょう‐じ【道成寺】
和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺。山号は天音山。開創は寺伝によれば大宝元年(701)、開山は義淵、開基は紀道成(きのみちなり)。安珍と清姫の伝説で有名。鐘巻寺。日高寺。→安珍清姫(あんち...
どうする‐れん【どうする連】
明治20年代から大正初期、娘義太夫をひいきにして、寄席などに足しげく通った連中。触りが語られるところで「どうするどうする」と声をかけたところからいう。
どう‐ぜん【同然】
[名・形動]同じであること。また、そのさま。同様。「死んだも—だ」「袋の鼠—の犯人」「夫婦—の関係」
どう‐ぜん【島前】
島根県北東部、日本海上にある隠岐(おき)諸島中、知夫里(ちぶり)島・西ノ島・中ノ島を中心とする島々の総称。島根半島の北方約50キロメートルに位置する。島後(どうご)水道を経て対する島後と合わせ隠...
どう‐はん【同伴】
[名](スル)一緒に連れ立って行くこと。特に、男女が連れ立つこと。「父兄—」「夫に—する」
どうみょう‐じ【道明寺】
大阪府藤井寺市にある真言宗御室(おむろ)派の尼寺。山号は蓮土山。推古天皇の時代、菅原氏の祖である土師連八島(はじのむらじやしま)が自宅を寺として土師寺と称したのが始まりといわれる。道真の没...
どくしょ‐じん【読書人】
1 よく本を読む人。読書を好む人。 2 昔、中国で、学問を積み、科挙を受けて官になった人。士大夫。また、学者・知識人。