ナショナル‐ミニマム【national minimum】
国家が国民に対して保障する最低限の生活水準。英国のウェッブ夫妻によって提唱された。→シビルミニマム
な‐じみ【馴染み】
1 なれ親しんで知っていること。また、その人。「—の店」「昔の—に会う」 2 同じ遊女のもとに通いなれること。また、その客。遊女の側からもいう。 3 長年つれ添った夫、または妻。「—に別れての当...
なつのあらし【夏の嵐】
《(イタリア)Senso》イタリアの映画。1954年作。監督はビスコンティ。イタリア統一戦争の時代を背景に、ベネチアの公爵夫人とオーストリア軍の青年将校の悲恋を描く。
ななます‐ほし【七座星】
北斗七星の異称。「わが恋は—に祈りみん」〈夫木・一九〉
名(な)に負(お)・う
名に、その実体を伴う。また、その名とともに評判される。「—・う親知らず子知らずの難所」「大伴の氏と—・へる大夫(ますらを)の伴」〈万・四四六五〉
なにわ‐じょうるり【難波浄瑠璃】
難波(大坂)に起こった浄瑠璃。京浄瑠璃・江戸浄瑠璃に対していう。播磨(はりま)節・文弥節・義太夫節など。
なにわみやげ【難波土産】
浄瑠璃注釈書。5巻。三木貞成著。元文3年(1738)刊。義太夫節9曲に注釈・批評を加えたもの。穂積以貫の筆とされる近松門左衛門の聞き書き「虚実皮膜論(きょじつひにくろん)」を収める。
な‐のに
[連語]《断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾+接続助詞「のに」》…にもかかわらず。…だけれども。「来たばかり—もう帰るのか」「体つきはきゃしゃ—丈夫な人だ」
鍋尻(なべじり)を焼(や)・く
夫婦となって世帯を営む。「白人まはしの駕籠の者とひとつになって、辛き—・いて半分は嘘で浮世をわたりぬ」〈浮・娘気質・五〉
生木(なまき)を裂(さ)・く
相愛の夫婦・恋人などをむりやり別れさせる。「—・かれる目にあう」