ひつ【匹】
[常用漢字] [音]ヒツ(漢) [訓]ひき 〈ヒツ〉 1 対になる相手。「匹偶・匹敵」 2 一人の男や女。また、身分の低い者。「匹夫・匹婦」 3 馬を数える語。「匹馬/馬匹」
〈ひき(びき・...
ひつ‐ぐう【匹偶/匹耦】
[名](スル)夫婦となること。また、夫婦。つれあい。配偶。「男女—して相い踏舞し」〈村田文夫・西洋聞見録〉
ひと‐かすみ【一霞】
[名]ひとすじの霞。また、一面の霞。「明石潟(あかしがた)おき行く舟もかつ消えて—なる波の上かな」〈夫木・二〉
[副] 1 程度が深まるさま。ひとしお。「今—心細うあはれにて」〈増鏡・久米の...
ひと‐くふう【一工夫】
[名](スル)ちょっとした工夫をすること。「商品化にはもう—する必要がある」
ひとし・い【等しい/均しい/斉しい】
[形][文]ひと・し[シク] 1 二つ以上の物事の間で、その数量・程度・形状などに相違がない。同じである。「二辺の長さが—・い」「三人に—・く分ける」 2 二つ以上の物事の間に、性質・状況の上で...
一(ひと)つにな・る
1 ばらばらのものが、ひとかたまりになる。 2 心や力が合わさる。「コンクールに向けてクラスが—・る」 3 夫婦になる。結婚する。 4 俗に、性交する。
ひと‐づま【人妻/他妻】
1 他人の妻。また、結婚している女性。 2 (「他夫」と書く)他人の夫。「つぎねふ山背道(やましろぢ)を—の馬より行くに」〈万・三三一四〉
ひと‐てま【一手間】
通常の処理の仕方に付け加える、よりよく仕上げるためのちょっとした工夫。また、それに必要な手数や時間。「—を加える」「—掛ける」
ひと‐はし【一端】
1 一方の端。片端。いったん。 2 事柄の一部分。「言葉の— —にその時代おくれなことを自白していた」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉
ひと‐ひねり【一捻り】
[名](スル) 1 一度ひねること。軽くねじること。「紙袋の口を—する」 2 苦もなく相手を打ち負かすこと。「相手チームを—する」 3 趣向を少し変えて工夫すること。「もう—するとストーリーがお...