ふじい【藤井】
姓氏の一。 [補説]「藤井」姓の人物藤井右門(ふじいうもん)藤井乙男(ふじいおとお)藤井健次郎(ふじいけんじろう)藤井重夫(ふじいしげお)藤井聡太(ふじいそうた)藤井高尚(ふじいたかなお)藤井竹...
ふじだいこ【富士太鼓】
謡曲。四番目物。宮中の管弦の催しの際に楽人浅間と役を争って殺された楽人富士の妻が、悲嘆に暮れて夫の形見の装束を着け、太鼓にかたきの姿を見て、これを打って狂乱する。
ふじ‐の‐たもと【藤の袂】
藤衣(ふじごろも)のたもと。喪服のたもと。また、藤衣。「くちなしの花色衣ぬぎかへて—になるぞ悲しき」〈右京大夫集〉
ふじまつ‐ぶし【富士松節】
新内節の一派。延享(1744〜1748)のころ、宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の弟子宮古路加賀太夫が富士松薩摩を名のって創始。一時絶えたが、天保(1830〜1844)末期、鶴賀派の鶴賀加...
ふせ‐や【布施屋】
奈良・平安時代、調・庸の運搬夫や旅行者のために駅路につくられた宿泊施設。
ふ‐ぜい【賦税】
税を賦課すること。また、その税。課税。「—以て国用を給す」〈村田文夫・西洋聞見録〉
ふたおもて【双面】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「両顔月姿絵(ふたおもてつきのすがたえ)」。別名題「双面水照月(ふたおもてみずにてるつき)」。木村円夫作詞、岸沢九蔵作曲。寛政10年(1798)江戸森田座初...
ふた‐け【二毛】
鹿の毛の地色に、他の色が加わること。夏は赤みを、秋は黒みを帯びる。「落ちかはる—の鹿のくもり星ややあらはるる夏はきにけり」〈夫木・七〉
ふたばていろん【二葉亭論】
中村光夫による文学評論。昭和11年(1936)発表。第1回池谷信三郎賞受賞。
ふたみ‐が‐うら【二見浦】
三重県中東部、伊勢市の海岸。伊勢湾に面する。東端に興玉(おきたま)神社があり、神石の夫婦岩(めおといわ)がある。ふたみのうら。