ほね‐やすみ【骨休み】
[名](スル)「骨休め」に同じ。「二人で呑気に—でもやりますかな」〈宮島資夫・金〉
ほ‐むけ【穂向け】
穂を一方になびき向かわせること。また、その穂。「秋風の末吹きなびくすすき野の—に残る月の影かな」〈夫木・一三〉
ほ‐もめん【帆木綿】
帆布用の厚地で丈夫な綿布。
ほりうち【堀内】
姓氏の一。 [補説]「堀内」姓の人物堀内敬三(ほりうちけいぞう)堀内恒夫(ほりうちつねお)
ほりかわなみのつづみ【堀川波鼓】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。宝永4年(1707)大坂竹本座初演というが未詳。不義を犯したお種を、夫小倉彦九郎はやむなく自害させ、京都の堀川で女敵(めがたき)を討つ。近松三姦通物の一。
ほんかく‐しょうせつ【本格小説】
作者の身辺に題材を取った心境小説や私小説に対して、社会的現実を客観的に描く、作品自体が自立した小説。大正末期に中村武羅夫(なかむらむらお)が提唱。
ほんば【奔馬】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第2巻。昭和44年(1969)刊行。血盟団事件に着想を得て、右翼思想に傾倒する青年の姿を描いた。主人公は物語の最後に割腹自殺する。
ぼう【房】
[常用漢字] [音]ボウ(バウ)(呉) ホウ(ハウ)(漢) [訓]ふさ 〈ボウ〉 1 母家の両わきの小部屋。広く、部屋。住まい。「房室/官房・監房・空房・工房・茶房(さぼう)・山房・書房・僧房...
ぼう‐おし【棒押し】
丈夫な棒の両端を持って互いに押し合う遊び。
ぼう‐ぐみ【棒組(み)】
1 印刷の組版で、字詰め・行間だけを指定どおりにし、ページや体裁に関係なく続けて組むこと。→本組1 2 一つの駕籠(かご)を一緒にかつぐ相手。また、組んで物事をする相手。相棒。仲間。「奴等は—だ...