ぼう‐しつ【房室】
1 へや。室房。 2 夫婦の寝室。また、寝室でのまじわり。房事。 3 門跡(もんぜき)家で僧房の事務を扱う者。坊官。房官。 4 植物の子房の、胚珠(はいしゅ)の入っている部分。胞。 5 心臓の心...
ぼうしばり【棒縛】
狂言。主人が、留守中に酒を盗み飲みする太郎冠者の両手首を棒に縛りつけ、次郎冠者を後ろ手に縛って外出すると、二人は縛られたまま工夫して酒を飲み、うたい舞う。
(棒しばり)歌舞伎舞踊。長唄。岡村...
ぼう‐しゃ【暴瀉】
激しい下痢。また、激しい下痢を伴う流行病。「二十二になった年の夏、—で亡くなった」〈鴎外・安井夫人〉
ぼうじょう‐けんまく【帽状腱膜】
頭頂部を広く覆う、薄くて丈夫な結合組織の膜。前頭筋・後頭筋・側頭頭頂筋と結合し、皮膚とは密に、骨膜とは疎に結合している。→腱膜(けんまく) →後頭前頭筋
ぼう‐ふ【亡夫】
死んだ夫。なき夫。
ぼうふ‐せき【望夫石】
中国、湖北省武昌の北の山の上にある岩。昔、貞女が戦争に出かける夫をこの山上で見送り、そのまま岩になったと伝える。
ぼう‐もり【坊守】
1 寺院の番人。 2 小寺の身分の低い僧。 3 浄土真宗の僧の妻。近年の制度では、女性住職の夫や、配偶者でない親族が務めることもある。
ぼくたちのしっぱい【僕たちの失敗】
石川達三の小説。昭和36年(1961)「読売新聞」に連載され、昭和37年(1962)刊行。3年間という期間限定での契約結婚をした若い夫婦の結婚生活を描く。
ぼく‐とう【幞頭】
律令制で、朝服に用いたかぶり物。中国唐代に士大夫などが着用した頭巾(ずきん)を模したもの。
ぼし‐ねんきん【母子年金】
国民年金の給付の一。夫の死亡後、成年に満たない子と生計をともにしている妻に支給された年金。昭和61年(1986)の制度改正で、遺族基礎年金に移行した。