し‐こう【伺候/祗候】
[名](スル) 1 貴人のそばに奉仕すること。 2 目上の人のご機嫌伺いをすること。「御無沙汰した御機嫌伺いに—して」〈鏡花・白鷺〉
しゃ‐かい【社会】
《英語 society の訳語として「社会」を当てたのは、明治初期の福地桜痴(源一郎)である》 1 人間の共同生活の総称。また、広く、人間の集団としての営みや組織的な営みをいう。「—に奉仕する」...
しゃかいほうし‐めいれい【社会奉仕命令】
懲役・禁錮などの刑罰や罰金などに対する代替刑。社会の中で奉仕活動をさせることによって、受刑者の矯正・更生を図る。 [補説]1972年に英国で導入され、欧米など約30か国で採用されている。
しゃ‐け【社家】
1 世襲神職の家柄。初め神社専従の奉仕者であったものが、職業として世襲されるようになった。明治4年(1871)に廃止。社司家。 2 神主(かんぬし)。
しゅく‐べつ【祝別】
カトリック教会で、神への奉仕にあてるために人または物を区別して聖とすること。また、その祈り・儀式。一時的区別であることが聖別と異なる。
シュードラ【(梵)śūdra】
インドのバルナ(四種姓)で、最下位の身分。隷属民で、上位の三バルナに奉仕するものとされた。シュダラ。スードラ。→カースト [補説]「首陀羅」「首陀」とも書く。
しょく‐ざい【贖罪】
[名](スル) 1 善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。「奉仕活動によって—する」 2 キリスト教用語。神の子キリストが十字架にか...
しん‐どり【後取り】
《「しりとり」の音変化》宮中で、新年の歯固めに奉仕して、天皇の屠蘇(とそ)・白散(びゃくさん)などの余りをいただいて飲む役。酒豪の人が選ばれた。「殿上の方には、—といひて、いとまさなうこちたきけ...
じき‐ちょう【直丁】
律令制で、仕丁(じちょう)のうち、諸司の雑役に奉仕する番に当たった者。立丁(りってい)。つかえのよぼろ。じきてい。→仕丁
じ‐にん【神人】
中世、神社に奉仕し、その保護を得ることによって宗教的、身分的特権を有した者。国などの課役を免れ、また、神木・神輿(しんよ)を奉じて強訴(ごうそ)を行ったりした。芸能民・商工業者のほか、武士や百姓...