さだ‐しんのう【佐陀神能】
島根県八束郡鹿島町の佐太神社の神事。神座(しんざ)のござを敷き替える御座替(ござがえ)祭で行われるもので、七座神事・式三番・神能の舞を奉納する。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの無形文化遺産。
さん‐がく【算額】
創案した数学の問題やその解法を書いて社寺に奉納した絵馬。江戸時代中期に始まったとされ、和算家や市井の数学愛好家らが、数学の問題が解けたことを神仏に感謝するという意味合いがあった。また、あえて難問...
さんじゃ‐まつり【三社祭】
東京都台東区にある浅草神社(旧称、三社明神社・三社権現)の例祭。毎年5月17・18日の両日(近年は5月中旬)に行われ、びんざさら舞などが奉納される。浅草祭。《季 夏》 歌舞伎舞踊。清元。本名...
しんじ‐のう【神事能】
《「じんじのう」とも》神社の祭礼に奉納される能楽。
しん‐め【神馬】
《「じんめ」とも》神の乗用として神社に奉納する馬。神駒(かみこま)。しんば。
せんば‐づる【千羽鶴】
1 折り鶴を数多く糸に通して連ねたもの。瑞鳥の鶴が千羽そろうのを吉として、社寺に奉納する風習があり、現在では慰安や病気見舞いなどに人に贈ることも多い。 2 多数の鶴を表した模様。 [補説]書名別...
せんびき‐ざる【千疋猿】
布製の小さいくくり猿を数多く糸に連ね通した供え物。女児の災難よけ、技芸上達祈願などの意を込めて神仏に奉納する。
だい‐かぐら【太神楽/代神楽】
1 伊勢神宮へ一般の参詣人が奉納する神楽。御師(おし)の邸内で行われた。太太(だいだい)神楽。 2 1から転じた江戸時代の大道芸。もとは伊勢神宮や熱田神宮の下級神官が全国各地を回って神事としての...
だいこくれんが【大黒連歌】
狂言。子(ね)祭りに信者たちが大黒天に連歌を奉納すると、大黒天が現れて打ち出の小槌(こづち)や袋などの宝を与える。
だいだい‐かぐら【太太神楽/大大神楽】
1 伊勢神宮に奉納される太神楽のうち、最も大がかりな神楽。 2 歌舞伎の下座音楽の一。1の曲をまねた鳴り物で、笛・大太鼓・大拍子などを使う。