さつげん‐がっき【擦弦楽器】
弦を弓でこすって奏する楽器の総称。弓には、一般に馬の尾毛が用いられる。バイオリン・胡弓(こきゅう)など。弓奏弦楽器。擦奏楽器。→撥弦(はつげん)楽器
サムルノリ
《(朝鮮語)》伝統的な4種の打楽器で演奏する、韓国の音楽。民俗芸能である農楽を、舞台芸術として再構成したもの。 [補説]サムルは漢字で「四物」と書き、ノリは「遊び・演技」の意。4種の打楽器とは、...
サロッド【(ヒンディー)sarod】
北インドの撥弦楽器。円形の革張りの胴にフレットなしの金属を張った棹(さお)がつく。弦は金属製の8本の主要弦および共鳴弦を張り、義甲で演奏する。
サロン【(インドネシア)saron】
インドネシアの打楽器。木製の台の上に青銅の板を木琴状に並べたもので、槌(つち)でたたいて奏する。音域により2〜4種あり、ガムランの中で主旋律を受け持つ。
サロン‐ミュージック【salon music】
小人数の演奏家が客間などで演奏するのに適した、軽い内容の楽曲。
さん‐きょく【三曲】
1 邦楽で、箏(そう)・三味線・尺八(または胡弓(こきゅう))の3種の楽器による合奏。また、それらの楽器。三曲合奏。 2 1の3種の楽器を一人で順次奏する芸尽くし。 3 邦楽で、格式の高い重要な...
サンザ【sanza】
アフリカの体鳴楽器。細長い金属などの舌を箱状あるいは板状の共鳴体の上に並べて一端を固定し、中間に横棒を入れて先端を浮かせ、指ではじいて奏する。ムビラ。ンビラ。
サントゥール【(アラビア)・(ペルシア)・(トルコ)santur】
西アジアおよびインド、パキスタンの打弦楽器。台形をした共鳴箱の上に多数の弦を水平に張り、2本の桴(ばち)で打奏する。ダルシマーと同系統の楽器。→ダルシマー
ざ‐つき【座付(き)】
1 能楽・歌舞伎などで、役者や作者などがある座に専属すること。また、その人。 2 芸者・芸人などが宴席に出て最初に奏する祝儀の曲。お座付き。 3 上方歌舞伎で、顔見世などのとき、新加入の役者の紹...
し‐えん【試演】
[名](スル)試験的に上演・演奏すること。プレビュー。「関係者を招いて—する」