おく‐ゆうひつ【奥右筆】
江戸幕府の職名。若年寄の下で機密文書の作成・記録などにあたった役。奥方御右筆。→表右筆
おく‐ゆかし・い【奥床しい】
[形][文]おくゆか・し[シク] 1 深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい。「人柄が—・い」 2 《「奥行かし」で、心がひかれる意から》奥にひそむものに強く心がひかれ...
おく‐ゆき【奥行(き)】
1 家屋や地所などの、表から奥までの距離。「—のある庭」⇔間口(まぐち)。 2 知識・思慮・人柄などの奥深さ。深み。「—がある作風」
おく‐ゆるし【奥許し】
師匠から奥義を伝授されること。奥伝(おくでん)。
おく‐よこめ【奥横目】
「奥目付(おくめつけ)」に同じ。
奥(おく)を聞(き)こうより口(くち)聞(き)け
深く心の底を問いただすまでもなく、ふとした言葉の端で本心が知られるということのたとえ。また、物事の真相は手近なところからわかるものだということ。