つりおんな【釣女】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢古式部作曲。明治16年(1883)常磐津・岸沢両派の和解の披露曲として初演奏。同34年東京座で「戎詣恋釣針(えびすもうでこいのつりばり)」...
てい‐じょ【丁女】
丁年の女子。一人前の女。律令制では、21歳から60歳までの女子。⇔丁男(ていだん)。
てい‐じょ【貞女】
貞節な女性。貞婦。
てがみをかくおんな【手紙を書く女】
《原題、(オランダ)Schrijvend meisje》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦45センチ、横40センチ。黄色い上着を着た女性が手紙を書いている姿を描く。ワシントン、ナショナルギャ...
てがみをよむおんな【手紙を読む女】
⇒青衣の女
てん‐にょ【天女】
天上界の女性。吉祥天女・弁財天女など。また、この世に二人といないような美しい女性をたとえていう語。「—の舞」
てんびんをもつおんな【天秤を持つ女】
《原題、(オランダ)Vrouw met weegschaal》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦43センチ、横38センチ。天秤を手にする女性の姿を描いた作品。ワシントン、ナショナルギャラリー...
であい‐おんな【出合ひ女】
出合い宿などで密会して色を売る女。「月懸かりの手かけ者、—残らず探して」〈浮・一代男・二〉
で‐おんな【出女】
1 江戸時代、各地の宿場にいた客引き女。多くは売春婦を兼ねた。「—の面しろじろと見せて、講参りの通し馬を引き込み」〈浮・一代女・六〉 2 江戸時代、江戸から地方へ出ていく女。→入(い)り鉄砲(で...
とうせい‐おんな【当世女】
気風・態度や容姿などが当世風の女。「仕出し衣装の物好み、—のただ中」〈浮・五人女・三〉