あま‐おとめ【天少女】
天人。天女。あまつおとめ。「われも数ある—、月の桂(かつら)の身を分けて」〈謡・羽衣〉
あま‐おとめ【海人少女／蜑乙女】
年若い海女(あま)。「藻塩焼きつつ—ありとは聞けど」〈万・九三五〉
あま‐つ‐おとめ【天つ少女】
１ 天女。「富士のねの風にただよふ白雲を—が袖かとぞ見る」〈夫木・三五〉 ２ 五節(ごせち)の舞姫。「豊の明り—の袖までも代々の跡をば返してぞみん」〈新葉・冬〉
あま‐の‐さぐめ【天探女】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の命で天稚彦(あめのわかひこ)の問責に来た雉(きじ)を、天稚彦に射殺させた邪心の女神。後世の「あまのじゃく」はこの女神のことともいう。
あめ‐おんな【雨女】
その人が外出したり何かしようとしたりすると雨降りになるといわれる女性をひやかしていう語。→晴れ女
あや‐め【漢女】
古代、大陸からの渡来人のうち、機織り・裁縫などに従事した女性。
あるおんな【或る女】
有島武郎(ありしまたけお)の長編小説。大正8年（1919）刊。自我に目覚めた女、早月葉子(さつきようこ)が、旧弊な周囲に反抗して奔放に生き、ついに自滅する姿を描く。
あるき‐みこ【歩き巫女】
各地を巡回して祈祷(きとう)・占い・口寄せなどを行う巫女。
アルルのおんな【アルルの女】
《原題、(フランス)L' Arlésienne》 
ドーデの戯曲。3幕。1872年初演。「風車小屋便り」中の同名の短編を脚色。純情な農民フレデリックがアルルの女に失恋、自殺する物語。 
ドーデの...
あれ‐おとめ【阿礼少女】
賀茂神社の斎院の異称。
