かん・ずる【感ずる】
[動サ変][文]かん・ず[サ変] 1 外からの刺激のために、感覚器官にある感覚を起こす。「空腹を—・ずる」「暑さを—・ずる」 2 心の中にある種の気持ちを持つ。「うれしく—・ずる」「必要を—・ず...
きょうじんにっき【狂人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski sumashedshawo》ゴーゴリの短編小説。下級官僚が次第に心を病み、ついにはスペイン王であることを主張するさまが日記形式でつづられる。 魯迅の短編小説...
きんだん‐しょうじょう【禁断症状】
麻薬・アルコール・ニコチンなどの慢性中毒となった者が、急にその摂取を中断した場合に起こす精神的、身体的症状。悪寒(おかん)・嘔吐(おうと)・妄想など。禁断現象。離脱症状。退薬症状。
クレランボー‐しょうこうぐん【クレランボー症候群】
1 ⇒恋愛妄想 2 自分の意志に反し、人格とは無関係に起こる精神現象。不意にある考えが浮かぶ、思考が中断する、ある記憶を繰り返し思い起こす、などの症状があらわれ、進行すると幻聴や妄想が生じる。
けい‐けい【炯炯/烱烱】
[ト・タル][文][形動タリ]目などが鋭く光るさま。「眼光—」「そう云う時は翁の—たる目が大きく睜(みは)られて」〈鴎外・妄想〉
こうきん‐はんのう【拘禁反応】
刑務所や強制収容所などで自由を拘束された状態が続いた場合にみられる精神障害の一。神経症・鬱状態・幻覚・妄想などの症状が現れる。
こうせいしんびょう‐やく【抗精神病薬】
統合失調症の幻覚・妄想の抑制、躁病の興奮の鎮静などに用いられる、向精神薬の一種。錯乱や極度の不安・鬱状態の改善にも使用される。主にドーパミンによる神経伝達を抑制することにより、意識水準を低下させ...
こうそ‐もうそう【好訴妄想】
常に自分の権利が侵害されていると信じ、その回復のために裁判に訴えて争おうとする妄想。
こうどうしんり‐しょうじょう【行動・心理症状】
認知症の中核症状に伴ってみられる行動障害や精神症状。暴言・暴力・興奮・徘徊や、幻覚・妄想・抑うつ・睡眠障害など。「周辺症状」「随伴症状」とも呼ばれる。BPSD(behavioral and ps...
こ‐じん【故人】
1 死んだ人。「—を弔う」「—となる」 2 古くからの友人。昔の友達。旧友。「懐かしくなった—を訪(と)うように」〈鴎外・妄想〉