いづな‐つかい【飯綱使い】
1 古くから起こり、中世以後に流行した妖術。また、それを使う人。信州飯綱(いいづな)神社に起源をもつともいわれ、荼枳尼天(だきにてん)を祭り、管狐(くだぎつね)を使って魔術を行ったという。 2 ...
きつね‐つかい【狐使い/狐遣い】
狐を使って行うという妖術。また、それを行う人。
き‐どう【鬼道】
1 「餓鬼道(がきどう)」に同じ。 2 あやしい術。幻術。妖術。
くろ‐まじゅつ【黒魔術】
邪悪な意図のために行う魔術。妖術。幻術。
げ‐ほう【外法】
1 仏語。仏法以外の教法。仏教以外の思想や宗教。外道(げどう)。⇔内法。 2 人の髑髏(どくろ)を用いて行う妖術。外術(げじゅつ)。 3 「外法頭」の略。
げん‐じゅつ【幻術】
1 人の目をくらます、あやしく不思議な術。妖術。魔術。 2 手品。奇術。
げん‐ぽう【幻法】
魔法。妖術。幻術。
しのびよるこいはくせもの【忍夜恋曲者】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。宝田寿助作詞、5世岸沢式佐作曲。天保7年(1836)江戸市村座初演。平将門の娘、滝夜叉が遊女となって大宅太郎光国に近づき、色仕掛けで味方にしようとするが見破られ、...
じゅつ【術】
1 人が身につける特別の技。技術。「剣の—」 2 手段。方法。てだて。すべ。「もはや施す—もなし」 3 策略。計略。はかりごと。たくらみ。「—をめぐらす」 4 人知をこえた不思議なわざ。忍術・魔...
じらいや【自来也/児雷也】
読本・草双紙・歌舞伎などに登場する人物。蝦蟇(がま)の妖術を使い、神出鬼没の活躍をする。中国、宋の沈俶撰(しんしゅくせん)の説話集「諧史」に現れる怪盗の我来也を翻案したもの。