さん‐さい【山妻】
田舎育ちの妻という気持ちで、自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。荊妻(けいさい)。
さんにんづま【三人妻】
尾崎紅葉の長編小説。明治25年(1892)、読売新聞に掲載された。豪商、葛城余五郎と三人の妾(めかけ)たちの物語。
しのだ‐づま【信太妻】
浄瑠璃・歌舞伎・歌謡などの一系統で、信太の森の白狐(しろぎつね)が葛の葉姫に化けて安部保名(あべのやすな)と契り一子をもうけたが、正体を知られて古巣に帰ったという伝説を主題としたもの。浄瑠璃「蘆...
しのび‐づま【忍び夫/忍び妻】
1 (忍び夫)人目を忍んで契った男。忍びの夫(つま)。「—帰らむ跡もしるからじ降らばなほ降れ東雲(しののめ)の雪」〈頼政集〉 2 (忍び妻)人目を忍んで契った女。忍びの妻(つま)。「—待つにぞ似...
しもつま【下妻】
茨城県西部の市。鎌倉時代から城下町として発展、江戸時代は一時、天領として代官所が置かれ、水運の中継地として繁栄した。ナシ栽培や養豚が盛ん。平成18年(2006)1月、千代川村を編入。人口4.5万...
しん‐さい【新妻】
新婚の妻。新婦。にいづま。
せい‐さい【正妻】
1 法律上の正式の妻。本妻。 2 一夫多妻制で、第一位にある妻。
せっ‐さい【拙妻】
自分の妻をへりくだっていう語。
せん‐さい【先妻】
死別・離別した妻。もとの妻。前妻。⇔後妻(ごさい)。
ぜん‐さい【前妻】
「先妻(せんさい)」に同じ。