ささめゆき【細雪】
谷崎潤一郎の長編小説。昭和18〜23年(1943〜1948)発表。大阪船場の旧家の美貌の四人姉妹を主人公に、それぞれの生活と運命とを絵巻物風に描く。
さんしまいたんていだん【三姉妹探偵団】
赤川次郎による推理小説のシリーズ名。佐々本家の三人姉妹が活躍するライトミステリー。第1作の「三姉妹探偵団」(のちに「三姉妹探偵団失踪篇」に改題)は昭和57年(1982)刊行。ほぼ1、2年に1作の...
さんしょううおのしじゅうくにち【サンショウウオの四十九日】
朝比奈秋の小説。令和6年(2024)発表。外見は1人に見える、全身が半分ずつ結合して生まれた結合双生児(シャム双生児)の姉妹を描く。第171回芥川賞受賞。
さん‐じょ【三女】
1 三人の娘。また、三人の女性。 2 姉妹のうち3番目に生まれた女の子。
さんにんしまい【三人姉妹】
《原題、(ロシア)Tri sestrï》チェーホフの戯曲。4幕。1901年初演。ロシアの田舎町で、仕事の悩みや不幸な恋による絶望をのりこえ、生きていく三人姉妹を描く。
し【姉】
[音]シ(呉)(漢) [訓]あね [学習漢字]2年 〈シ〉 1 あね。「姉弟・姉妹/義姉・実姉・長姉」 2 女性に対する敬称。「貴姉・諸姉・大姉」 〈あね〉「姉上・姉御」 [名のり]え [難...
しきあきこ【四季・亜紀子】
五木寛之の小説。4人姉妹のそれぞれの人生を描く連作「四季シリーズ」の最終作。社会運動から政治活動へ身を投じるようになる三女亜紀子を主人公とする。平成12年(2000)刊行。
しきなつこ【四季・奈津子】
五木寛之の小説。4人姉妹のそれぞれの人生を描く連作「四季シリーズ」の第1作。新しい人生を求めて故郷の九州を離れ、東京へ向かう次女奈津子を主人公とする。昭和54年(1979)刊行。
しきはるこ【四季・波留子】
五木寛之の小説。4人姉妹のそれぞれの人生を描く連作「四季シリーズ」の第2作。離婚して実家に戻った長女波留子を主人公とする。昭和62年(1987)刊行。
しきふゆこ【四季・布由子】
五木寛之の小説。4人姉妹のそれぞれの人生を描く連作「四季シリーズ」の第3作。心の病に苦しんだ過去を持つ繊細な四女布由子を主人公とする。平成4年(1992)刊行。