な‐の・る【名乗る/名告る】
[動ラ五(四)] 1 自分の姓名・身分などを相手に告げる。「名を—・ってから話を切り出す」 2 自分の名としていう。称する。「芸名を—・る」「二代目を—・る」 3 売り物の名を呼ぶ。「海老、鰯(...
な‐はん【名判】
証文などに付された姓名と印判。「請取帳に—をしるし」〈浮・織留・一〉
な‐ふだ【名札】
姓名を書いた札。また、名刺。
な‐まえ【名前】
1 ㋐人の氏名。姓名。「新入社員の—をおぼえる」 ㋑姓に対しての、名。「子に—を付ける」 2 事物の名称。 ㋐一般の名称。「草木の—」 ㋑固有の名称。「山の—」
にっきゅう‐の‐ふだ【日給の簡】
日給2の確認のために殿上(てんじょう)の間の西北の壁に立てかけた札。殿上人(てんじょうびと)の官位姓名を記し、出仕者は自分の名の下に日付を記した紙片、すなわち放ち紙をはった。仙籍。ひだまいのふだ。
にっ‐そう【日奏】
平安時代、宮中で宿直した人の官位姓名を翌日奏上したこと。また、その文書。
はか‐いし【墓石】
墓のしるしに建てた石。死者の戒名・姓名・没年を刻むことが多い。ぼせき。
はん‐だん【判断】
[名](スル) 1 物事の真偽・善悪などを見極め、それについて自分の考えを定めること。「適切な—を下す」「なかなか—がつかない」「君の—にまかせる」「状況を—する」 2 吉凶を見分けること。占い...
ひさし‐の‐ふだ【廂の簡】
鎌倉幕府で、小侍所(こざむらいどころ)に属した番衆のうち、将軍に親しく近づくことを許された者の姓名を記して廂の御所に掛けておいたふだ。
札(ふだ)削(けず)る
宮中の殿上(てんじょう)の間にある当直の簡(ふだ)から姓名を除く。殿上人の籍を除く。