だれかがさわった【誰かが触った】
宮原昭夫の中編小説。ハンセン病療養所内の中学校に赴任した女性教師が病気に対する偏見や差別に苦悩する姿を描く。昭和47年(1972)発表。同年、第67回芥川賞受賞。
チェスター‐だいせいどう【チェスター大聖堂】
《Chester Cathedral》英国イングランド北西部、チェシャー州の都市チェスターにある大聖堂。10世紀創建の聖ワーバラを祭った教会に起源し、後にベネディクト派修道院になった。13世紀か...
ちかんじょう【智・感・情】
黒田清輝の3部作の裸婦像。3作とも、カンバスに油彩。金地の背景に、直立する日本人女性の裸体を正面から描いたもの。こめかみに右手をあてた姿の「智」、両手を顔の横に挙げた「感」、うつむき加減で髪をか...
ちきゅう‐センサー【地球センサー】
人工衛星やロケットの姿勢制御に用いられるセンサー。地球の像、特に地球と宇宙空間との境である地平線を赤外線で検出して姿勢推定を行うものは、地平線センサーともよばれる。光学カメラと画像認識技術を組み...
ちご‐すがた【稚児姿】
女性のように下げ髪にした子どもの姿。
ちご‐びな【稚児雛】
雛人形の一。公家の稚児の姿に作ったもの。文政(1818〜1830)のころ流行。
ちご‐もんじゅ【稚児文殊】
子供の姿をした文殊菩薩(ぼさつ)。
ちじんのあい【痴人の愛】
谷崎潤一郎の長編小説。大正13年(1924)3月より大阪朝日新聞、同年11月から翌年7月にかけて「女性」誌に連載。美少女ナオミに惹(ひ)かれ、身を持ち崩していく男の姿を描く。
ちどり‐あし【千鳥足】
1 千鳥の歩くように、足を左右に踏み違えて歩くこと。特に、酒に酔ってふらふらと歩くこと。また、その足つき。「—で帰る」 2 馬の足並みが千鳥の飛ぶ姿のようであること。一説に、その馬の足並みの音が...
チボリ‐じょう【チボリ城】
《Grad Tivoli》スロベニアの首都リュブリャーナのチボリ公園にある邸宅。17世紀に建造され、はじめイエズス会の所有だったが、リュブリャーナ司教の夏の別荘として使われた。続いてオーストリア...