いき‐にんぎょう【生き人形】
1 人の姿に似せて作った、等身大の人形。 2 人形のように美しい女性。
いき‐ぼとけ【生き仏】
1 高徳の僧など、生きたまま、仏としてあがめられる人。また、仏のような心を持った徳のある人。生き如来。生き菩薩(ぼさつ)。 2 容姿のうるわしい女性。生き如来。生き菩薩。
いきる【生きる】
乙川優三郎の時代小説。藩主亡き後、追い腹を禁じられながら生きる武士の苦悩を描く。平成14年(2002)刊行。同年、第127回直木賞受賞。
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和27年(195...
い‐ぎょう【異形】
[名・形動]普通とは違う怪しい形・姿をしていること。また、そのさま。「—の者」「樹木が—な姿を空に現わした」〈梶井・闇の絵巻〉
いぐい【居杭/井杭】
狂言。居杭という者が、清水観音で頭にかぶると姿の消える頭巾(ずきん)を手に入れ、周囲の人々をからかう。
いけ‐づくり【生け作り/活け作り】
1 生きた鯉(こい)・鯛(たい)などを、頭・尾・大骨はそのままに、身だけをそいで刺身にし、骨の上に並べてもとの姿に盛りつけた料理。いきづくり。 2 新鮮な魚の刺身。
いけ◦てる
[連語]俗に、容姿やふるまいなどがしゃれている。かっこいい。
いけ‐めん
《「いけ」は「いけてる」の略、「めん」は「面」と「men」を掛けた言葉。ふつう「イケメン」と書く》容貌、容姿ともに美しい男。かっこいい男。
いしけりあそび【石蹴り遊び】
《原題、(スペイン)Rayuela》コルタサルの長編小説。1963年刊。姿を消した娼婦を探してパリの街をさまよい、ブエノスアイレスで狂気に陥る男の姿を描く。二通りの読み方が可能な実験的技法で書か...
いしょはいたつにん【遺書配達人】
有馬頼義の小説。雑誌「週刊文春」の創刊号から掲載された連作小説。昭和35年(1960)刊行。太平洋戦争中、病気のため上海で入院し、部隊を離れて生き残った兵士が、戦後帰国した日本で戦友たちから預か...