やさ‐がた【優形】
[名・形動] 1 姿かたちが美しいこと。上品にすらりとやせていること。また、そのさま。「—な(の)人」 2 気だてや振る舞いなどのやさしいこと。しとやかで優美なこと。また、そのさま。「かの女法師...
やさし・い【優しい】
[形][文]やさ・し[シク]《動詞「痩(や)す」の形容詞化で、5が原義》 1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。「—・い顔かたち」「声が—・い」 2 他人に対して思いやりがあり、情がこま...
やさしいさよくのためのきゆうきょく【優しいサヨクのための嬉遊曲】
島田雅彦の中編小説。著者のデビュー作で、東京外語大学在学中の昭和58年(1983)「海燕」誌に発表。1970年代の学生運動に出遅れた左翼学生の姿を描き、日本のポストモダン文学の旗手として注目を集めた。
やさ‐すがた【優姿】
しとやかで優しい姿。優美な姿。「お嬢様の—に見惚(みと)れ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
やさ‐ば・む【優ばむ】
[動マ四]優美そうにする。趣深そうに見せる。「ひとへに句の姿、言葉の—・みたるにはあるべからず」〈ささめごと〉
やじろべえ【弥次郎兵衛】
「東海道中膝栗毛」中の人物。江戸の住人で、喜多八とともに失敗やこっけいを演じながら東海道・京・大坂を旅する。 《荷物を振り分けにした姿のをかたどったところから》玩具の一。短い棒に人形をつけ...
やすめ【休め】
《動詞「休む」の命令形から》休むように、または楽な姿勢をとるように号令をかけること。また、その姿勢。号令としても用いる。「—を宣する」
や‐だいじん【矢大神/矢大臣】
1 神社の随身門(ずいじんもん)に安置してある2体の神像のうち、向かって左方の神像の俗称。⇔左大神。→随身門 2 《姿が1に似ているところから》居酒屋で、空樽(あきだる)に腰掛けて酒を飲むこと。...
ヤックラム‐じ【ヤックラム寺】
《Chua Giac Lam》ベトナム南部の都市ホーチミンの市街中心部にある仏教寺院。1744年に建立。ホーチミン最古の寺院として知られる。本堂や七重の塔があり、二度改築されたが建造当初の姿を留...
やっこ‐おどり【奴踊(り)】
民俗芸能の一。奴2の姿に扮(ふん)し、素手や毛槍・さおを持って踊るもの。歌舞伎舞踊にもある。