しゅつ‐げん【出現】
[名](スル) 1 あらわれでること。隠れていたものや見えなかったものなどが、姿をあらわすこと。「救世主が—する」「新技術の—」 2 天体が、他の天体による食(しょく)または掩蔽(えんぺい)状態...
しゅつじん‐しき【出陣式】
1 武家時代、出陣に際して行われた儀式。大将が具足姿で床几に腰をかけ、打ち鮑(あわび)・搗(か)ち栗・昆布の3種を肴に三献をくんだ。 2 何か事を始めるにあたり成功・勝利を祈念して行う儀式。「体...
しゅつ‐ぼつ【出没】
[名](スル)現れたり隠れたりすること。どこからともなく姿を現しては、またいなくなること。「空き巣が—する」
しゅん‐げい【狻猊】
獅子(しし)の別名。彫り物などで、玉を持つ姿を意匠として用いた。さんげい。
しゅん‐しょく【春色】
1 春の景色。春景。また、春の気配。「—濃い山々」《季 春》 2 なまめかしい姿やようす。「芸者は新橋の精選(よりぬき)と見えて。流石(さすが)に—も見える」〈紅葉・二人女房〉
しょう‐かんのん【聖観音/正観音】
六観音・七観音の一。本来の姿の観音のことで、変化(へんげ)の観音と区別して聖の字を冠する。大慈悲を円満な相に表し、宝冠中に無量寿仏を有し、蓮華(れんげ)を持つ姿などに表す。聖観世音。
しょう‐き【鍾馗】
中国で、疫病神を追い払い、魔を除くという神。目が大きく、あごひげが濃く、緑色の衣装に黒い冠、長い靴をはき、剣を抜いて疫病神をつかむ姿にかたどられる。玄宗皇帝の夢に現れ、皇帝の病気を治したと...
しょうぐん‐じぞう【勝軍地蔵】
地蔵菩薩の一。これに念ずれば、戦いに勝ち、宿業・飢饉(ききん)などを免れるといわれ、鎌倉時代以降に武家に信仰された。甲冑(かっちゅう)を身につけ、武器を持った姿で表す。
しょう‐しゃ【瀟洒/瀟灑】
[形動][文][ナリ]すっきりとあか抜けしているさま。俗っぽくなくしゃれているさま。「—な身なり」「—な洋館」
[ト・タル][文][形動タリ]
に同じ。「稍肉落ちて—たる姿ではあるが」〈菊池...
しょう‐じゅう‐い‐めつ【生住異滅】
仏語。万物が生じ、とどまり、変わり、消滅するという四つの姿。四相。