クランフォード【Cranford】
ギャスケルの中編小説。1953年刊行。田舎町クランフォードを舞台に、老婦人たちの何気ない日常を描く。別邦題「女だけの町」。
くれない‐の‐ふで【紅の筆】
軸の赤い、婦人用の筆。転じて、恋文。「ふみそめて思ひ帰りし—のすさみをいかで見せけむ」〈金葉・恋上〉
クレープ‐デ‐シン【(フランス)crêpe de Chine】
《中国のクレープの意》細い生糸で平織りにした広幅の薄地縮緬(ちりめん)。中国産の縮緬をまねて、フランスで織り出したもの。婦人服地用。デシン。フランス縮緬。
クローシュ【(フランス)cloche】
《「鐘」の意》婦人帽の一。釣り鐘形で山が深く、やや下向きのふちが付いているもの。クロシュ。クロッシュ。クロッシェ。
けい‐えん【閨怨】
夫と別れた婦人が、ひとり寝の寂しさをうらむこと。また、その気持ち。
けい‐こ【袿袴】
明治17年(1884)に制定された婦人の和装大礼服。袿(うちき)・単(ひとえ)・切り袴(ばかま)・帯・小袖からなり、檜扇(ひおうぎ)を手に持つ。うちきばかま。
けい‐しゅう【閨秀】
学問・芸術にすぐれた女性。才能豊かな婦人。「—の誉れ高い」「—画家」
けしょう‐りょう【化粧料】
1 化粧の費用。化粧代。また、婦人のこづかい銭。 2 中世、女子にその生存の間だけに限定して譲渡された財産。→一期分(いちごぶん) 3 江戸時代、嫁入りの持参金。 4 舞台化粧の顔料。 5 化粧品。
けん‐ぷ【賢婦】
かしこい婦人。賢婦人。
げ‐みょうぶ【外命婦】
律令制で、夫が五位以上の官人である婦人の称。→内命婦(ないみょうぶ)