小糠(こぬか)三合(さんごう)あるならば入(い)り婿(むこ)すな
男はわずかでも財産があるなら、他家へ入り婿せず、独立して一家を構えよ。男は自立の心構えを持つべきであることのたとえ。また、入り婿の苦労の多いことのたとえ。小糠三合持ったら養子に行くな。
こん‐か【婚家】
嫁入り先または婿入り先。
こん‐し【婚資】
花婿または花婿の親族が、花嫁の親族に対して贈る財産。⇔持参財。
ごけ‐いり【後家入り】
1 未亡人のところに婿入りすること。 2 後妻として入ること。また、その人。 3 ひとそろいの道具の不足分を他から持ってきて補うこと。「—にても用に足らばさて有べし」〈松屋筆記〉
さるむこ【猿聟】
狂言。和泉(いずみ)流。能「嵐山」の替間(かえあい)で、本狂言としても演じる。吉野山の猿が嵐山の舅(しゅうと)猿のもとに婿入りをし、酒宴で歌い舞う。
しゅうと‐いり【舅入り】
婚礼後、舅が婿の家を訪れる儀式。
しょうせい‐こん【招婿婚】
⇒婿(むこ)入り婚
しん‐ろう【新郎】
結婚したばかりの男性。結婚式・披露宴などでいう。花婿。⇔新婦。
シーア‐は【シーア派】
《(アラビア)Shī'aは党派の意》イスラム教の宗派。スンニー派とともに信徒を二分するが、数の上では少ない。多くの分派に分かれるが、十二イマーム派が主流。預言者ムハンマドのいとこであり娘婿である...
じさん‐きん【持参金】
嫁・婿などが縁組をするとき、実家から持っていくまとまった額の金銭。