えひめ【愛媛】
四国地方北西部の県。もとの伊予(いよ)国にあたる。県庁所在地は松山市。名は、古事記に「伊予国は愛比売(えひめ)と謂(い)ひ」とあるところによる。人口143.1万(2010)。
えん【媛】
[音]エン(ヱン)(呉)(漢) [訓]ひめ [学習漢字]4年 〈エン〉美しい女。「才媛・名媛」 〈ひめ〉女性の美称。また、女性の名に添える語。「磐之媛(いわのひめ)・弟橘媛(おとたちばなひめ...
おとたちばな‐ひめ【弟橘媛】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃(きさき)。尊の東征に従い、相模から上総に渡るとき、海が荒れたので、海神の怒りを鎮めるために尊の身代わりに海に身を投じたと伝える。橘媛。
さい‐えん【才媛】
高い教養・才能のある女性。才女。「—の誉(ほま)れが高い」
したてる‐ひめ【下照姫/下照媛】
《「したでるひめ」とも》日本神話の神。大国主命の娘、味耜高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)の妹で、天稚彦(あめのわかひこ)の妻となった。高比売(たかひめ)の命(みこと)。高姫。稚国玉(わかくに...
せん‐えん【嬋媛】
[ト・タル][文][形動タリ]あでやかで美しいさま。優美であるさま。「暮れんとする春の色の、—として、しばらくは冥邈(めいばく)の戸口をまぼろしに彩どる中に」〈漱石・草枕〉
ひめ【姫/媛】
[名] 1 女子の美称。「歌—」「乙—」⇔彦。 2 貴人の娘。姫君。 3 近世上方で、遊女のこと。 [接頭]物の名に付いて、小さくてかわいらしいものであることを表す。「—百合」「—鏡台」