こ‐わかれ【子別れ】
親が子と生き別れになること。
こをかしや【子を貸し屋】
宇野浩二の小説。大正12年(1923)発表。生活のために子供を貸すという商売を通じて、市井の哀歓を描く。
子(こ)を棄(す)つる藪(やぶ)はあれど身(み)を棄(す)つる藪(やぶ)はなし
困窮して子を捨てることはあっても、自分の身を捨て去ることはできない。
こをつれて【子をつれて】
葛西善蔵(かさいぜんぞう)の小説。大正7年(1918)発表。借家を出され、子供を連れて夜の街をさまよい歩く貧しい小説家の哀感を描く。
こをとろ‐ことろ【子を捕ろ子捕ろ】
子供の遊戯の一。一人ずつ鬼と親になり、ほかの子供が親の後ろに列を作り、鬼が最後の子をつかまえようとするのを親は両手を広げて防ぐ。つかまったときは、その子が鬼になる。子とろ子とろ。子捕り。親とり子...
子(こ)を見(み)ること親(おや)に如(し)かず
親は、自分の子の性質や能力をいちばんよく知っている。子を知ること父に如かず。
子(こ)を持(も)って知(し)る親(おや)の恩(おん)
自分が子供を養育してみて、初めて親のありがたさが身にしみてわかる。
こんぶ【昆布】
《アイヌ語から》コンブ科コンブ属の褐藻の総称。主に東北・北海道の沿岸に分布。外見は根・茎・葉に区別され、長さ数十メートルにも達する。マコンブ・リシリコンブなど。こぶ。えびすめ。ひろめ。《季 夏》...
し【子】
[名] 1 こども。特に、男児。 2 学徳のある人物に対する敬称。先生。特に、孔子をさす。 3 五爵の第四位。子爵。「公侯伯—男」 4 漢籍を経・史・子・集に分類した四部の一。諸子百家の著述を...
し【子】
[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]こ ね [学習漢字]1年 〈シ〉 1 親から生まれたもの。こども。「子孫/王子(おうじ)・孝子・妻子・実子・赤子・長子・童子(どうじ)・末子・養子」 2 ...