ますら‐おのこ【益荒男子】
「ますらお」に同じ。「嘆きつつ—の恋ふれこそ我が結ふ髪の漬(ひ)ちて濡れけれ」〈万・一一八〉
また‐でし【又弟子】
弟子の弟子。まごでし。
まちこ【真知子】
野上弥生子の長編小説。昭和3年(1928)8月から昭和5年(1930)5月にかけて「改造」誌、昭和5年(1930)12月に「中央公論」誌に発表。昭和6年(1931)刊行。
まちのこ【街の子】
《原題、(ドイツ)Mutter Landstraße》シュミットボンの処女戯曲。1901年初演。日本では森鴎外の翻訳によって知られる。
まっ‐し【末子】
最後に生まれた子。すえっこ。ばっし。⇔長子。
まつ‐ぐみ【松茱萸/松胡頽子】
オオバヤドリギ科の半寄生性の常緑低木。アカマツ・モミなどの枝に寄生。葉は革質で細く小さい。7月ごろ、深紅色の花をつけ、実は丸く、翌春に赤く熟し、グミに似る。
まつご‐ようし【末期養子】
江戸時代、後嗣のない武家が一家の断絶を避けるため危篤状態になってから急に願い出る養子。急養子。
まつ‐ばやし【松囃子/松拍子】
1 室町時代に盛行した初春の祝福芸。唱門師(しょうもんじ)などの専業芸人のほか、村人・町人・侍などが、幕府や諸邸を回って種々の芸能を演じ、祝い言を述べたもの。現在も民俗芸能として九州に残る。 2...
まつり‐ばやし【祭り囃子】
神社の祭礼の際に、山車(だし)や屋台の上などで行われる囃子。多く太鼓・笛を主にして、鉦(かね)をあしらう。《季 夏》
まど‐ガラス【窓ガラス】
窓にはめてあるガラス。また、窓用の板ガラス。