くじ‐だおれ【孔子倒れ】
「孔子(くじ)の倒れ」に同じ。「これを世の人、—し給ふといふなり」〈今昔・一〇・一五〉
孔子(くじ)の倒(たお)れ
孔子のような聖人でも、時には失敗することがあるというたとえ。くじだおれ。「恋の山には—」〈源・胡蝶〉
くじ‐の‐やく【籤の役/孔子の役】
室町幕府の職名。毎年正月の評定始めの式で、政務の会議で発言する人を決めるためのくじを出す役。
く‐じゃく【孔雀】
キジ目キジ科クジャク属の鳥の総称。インドクジャクはインド・スリランカの平地や開けた林にすみ、全体に青みがかった色をしている。雄は全長約2メートルで、尾羽を覆う上尾筒(じょうびとう)は目玉模様のあ...
くじゃく‐おうちょう【孔雀王朝】
⇒マウリヤ朝
くじゃく‐がい【孔雀貝】
イガイ科の二枚貝。岩礁に足糸で固着する。殻長約4センチ、やや三角形で、殻表に細かい筋が刻まれ、青緑色。本州以南に分布。
くじゃくきょう【孔雀経】
大乗密教経典。3巻。唐の不空訳。孔雀明王の神呪・修法、その功徳などを説いたもの。真言宗で用いる。仏母大金耀(ぶつもだいこんよう)孔雀明王経。
くじゃくきょうおんぎ【孔雀経音義】
平安時代の仏教書。3巻。観静著。「孔雀経」の語句の発音と意味を解説したもの。醍醐寺蔵の写本には、現存最古の片仮名五十音図を記載。
くじゃくきょう‐の‐ほう【孔雀経の法】
仏語。密教で、孔雀明王を本尊として、息災・祈雨を修する秘法。孔雀経の御修法。孔雀明王の法。
くじゃく‐サボテン【孔雀サボテン】
サボテン科の半低木。メキシコ中央高原の野生種からつくりだされた園芸種。若い茎は平たく、葉状。花は大輪で、赤・紫・白色など。