ありゅうさんすいそ‐ナトリウム【亜硫酸水素ナトリウム】
亜硫酸水素イオンとナトリウムイオンからなる塩。室温で固体としては不安定で、水溶液として存在する。炭酸ナトリウム水溶液に二酸化硫黄を通じて得られる。還元剤または食品添加物の保存料に用いられる。化学...
アリューシャン‐ていきあつ【アリューシャン低気圧】
アリューシャン列島の海域に、ほぼ定常的に存在する大きな低気圧。大西洋のアイスランド低気圧と同じく、亜寒帯低圧帯に属す。冬に最も発達し、夏は弱まる。
あ・る【有る/在る】
[動ラ五][文]あ・り[ラ変] 1 事物が存在する。「庭には池が—・る」「重大な欠陥が—・る」 2 その場所に存在する。位置する。「本社は東京に—・る」「沖ノ鳥島は日本最南端に—・る」 3 ...
あるか‐なきか【有るか無きか】
[連語] 1 あるのかないのかわからないほどに、かすかなようす。また、存在が意識されないほど存在価値のないようす。「—の傷」「会社では—の人物だが」 2 存在するかしないか。「あやまちの—を知ら...
アルカロイド【alkaloid】
植物体に存在する、窒素を含む特殊な塩基性成分の総称。一般に、少量で動物に対して強い生理作用をもつ。ニコチン・モルヒネ・コカイン・アコニチン・キニーネなど。植物塩基。
アルギニン‐りんさん【アルギニン燐酸】
アルギニンがリン酸化された化合物。無脊椎動物の筋肉に存在し、エネルギーを貯蔵する役割を果たす。高エネルギーリン酸化合物の一つ。
アルコール【(オランダ)・(英)alcohol】
1 炭化水素の水素原子を水酸基で置換した形の化合物の総称。エステル・油脂や蝋(ろう)として自然界に多く存在し、また糖の発酵によって生じ、合成もされる。メチルアルコール・エチルアルコールなど。特に...
アルゼンチン‐あり【アルゼンチン蟻】
アリ科の昆虫。黒色で働きアリの体長は約2.5ミリ。一つの巣に複数の女王アリが存在し、繁殖力が強い。南米原産だが、物資の移動などにともない世界各地に生息域を広げている。日本では特定外来生物。
アルドース【aldose】
アルデヒド基をもつ単糖類の総称。アルドースとのその誘導体からなる天然の糖類が多く存在し、ヘキソースが大半を占める。主なアルドースとして、D-グルコース、D-ガラクトース、D-マンノースなどが知られる。
アルファ‐フェトプロテイン【alpha fetoprotein/α-fetoprotein】
胎児の血清に含まれる糖たんぱく質。成人では微量に存在し、肝臓癌(かんぞうがん)などで増加がみられるので、血液検査による癌診断の一助として用いられる。α胎児たんぱく。AFP。