いっ‐か【一家】
1 一つの所帯。一つの家族。「結婚して—を構える」「—の柱」 2 家族全体。家じゅう。「—をあげて移住する」 3 学芸・技術などの一つの流派。また、独自の権威を認められた存在。「歌道で—を立てる...
いっさい‐かいくう【一切皆空】
仏語。あらゆる現象や存在には実体がなく、空であるということ。
いっさい‐ほう【一切法】
仏語。この世に存在する一切のもの。
一色一香(いっしきいっこう)無非中道(むひちゅうどう)
《「摩訶止観(まかしかん)」から》仏語。いかなる些細な存在にも中道の真理が備わっている、ということ。天台宗でいう。
いっしん‐さんがん【一心三観】
天台宗の観想法。一切の存在には実体がないと観想する空観(くうがん)、それらは仮に現象していると観想する仮観(けがん)、この二つも一つであると観想する中観(ちゅうがん)を、同時に体得すること。円融三観。
いっ‐ぽう【一法】
1 (‐パフ) 一つの方法。「相談してみるのも—だ」 2 (‐ポフ) 仏語。一つのもの。一つの存在。また、唯一絶対の真実としての涅槃(ねはん)。
いっぽんさ‐ディーエヌエー【一本鎖DNA】
二重らせんを形成しない、一本鎖構造をとるDNA。通常、二本鎖であるDNAを熱やアルカリで変性させて作る。また、環状の一本鎖DNAをゲノムにもつウイルスも存在する。単鎖DNA。ssDNA(sing...
いてざ‐エースター【射手座A*】
射手座の銀河系中心方向に位置する、強い電波を出している電波源。電波のほか、赤外線・X線を放射し、超大質量ブラックホールが存在すると考えられている。周囲を公転する恒星の固有運動の観測から、太陽の約...
イデア【(ギリシャ)idea】
《見られたもの、知られたもの、姿、形の意》プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる。中世のキリスト教神...
いでんし‐たけい【遺伝子多型】
ゲノムの塩基配列に個人差があること。突然変異や相同染色体の組み換えによって起こるもので、ゲノム上に広く存在する。マイクロサテライト多型(STRP)・一塩基多型(SNP)・コピー数多型(CNV)な...